
今の若い人は知らないかもしれませんが、永谷園の「お茶づけ海苔」には、かつて東海道五十三次やゴッホなどの名画をプリントしたカードが封入されていました。
1袋に1枚入っているのですが、なにせ種類が多くてコンプリートするのも大変です。
そこで、カードの応募用紙を応募するとフルセットが当たる!なんて企画もやってましたね。
その歴史たるや昭和40年(1965年)から平成9年(1997年)までの28年間にも及びます。では、そもそもなぜカードを封入していたのか?
同社のお茶づけ海苔が発売された1952年当時、製品はすべて人手による検品をしていたそうです。その時の検印票の裏を有効活用しようとしたのがこのカードの始まりだったんですね。そういや、なんだかハンコが押してあった気がします^^
以来、東海道五十三次を皮切りに、ルノアール、ゴッホ、ゴーギャンから、竹久夢二やシルクロード文化に至るまで、全10シリーズのさまざまなカードが作られたんだとか。
その封入カードも生産機械のオートメーション化が進み、ついに平成9年を最後にやめてしまったそうです。いつの間にか消えたんで、気が付いていませんでしたよ(汗)
で、それから約20年たった今年!あのカードが復活しました☆
中の人によると、以前からカード復刻の要望が来ており、昨今はクールジャパンなど日本文化が改めて見直される機会にも恵まれていることから、復刻を決めたそうですよ。
グッジョブです中の人。
私も子供の頃にこのカードを集めていたのですが、なにせ「お茶づけ海苔」は高価な品ゆえになかなか買ってもらえず(爆)
カードも、4枚くらい集めたところで次のお茶づけ海苔を買ってもらう頃には紛失してしまうという体たらく・・・コンプリートなど夢のまた夢という状態でした。
今度こそ、フルセット!狙ってみようかしらん??
Posted at 2016/11/20 09:17:41 | |
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