
レクサスの新型コンパクトSUV「UX」に試乗してきました(^^)
グレードは2.0ガソリンエンジンのF-Sportに、TRDフルエアロ(当然マフラーもTRD製)という装いです。
レクサスのSUVはLX、RX、NX(海外ではGXもある)を展開していますが、どれもパネルのエッジがはっきりとしたイカツイ感じのデザインです。
今回のUXもその例に漏れず、どこを見てもカチカチのキリッとした面構成で実に攻撃的な感じ。攻めてますな(°_°)
また、試乗車はさらにエアロで前も後ろも凶暴化してましたので、レクサスが持つラグジュアリーな感覚とは若干違う路線に逝きかけてる気もしないでもないなぁ(汗)
その点、BMWなんかは上手ですね。グレードごとの差別化がキチンと出来ていて、同じボディ構成ながらエレガントな方向とスポーティな方向をバンパーのデザインだけで変えてきています。
レクサスの場合はグレードが違ってもその差はリップスポイラーくらいしかないので、マニアでもない限り見分けは付きません。どうしても全体にキレッキレのスポーティ方向が前面に出ちゃいます(汗)
ワカモノを対象としたレクサスの初めの一歩的な立ち位置ならこんなモノでしょうか??
肝心の乗り心地は…結構固めでした。コレがF-Sport故なのかおろし経てでサスが馴染んでないのか、タイヤが扁平過ぎるのかは判りませんが、私の乗っているNXとホイールベース比で20mmしか違わない割に脚がバタつく感じ(全長は約150mm短くて全幅はほぼ一緒)
まぁ、同じく車両重量比では250kgも違うんだから、これでレクサスらしいしっとり感を出すのはいささか難しいさね(^^)
インパネやコンソールデザインはNXやRXで見慣れたSUVらしい四角基調な配置から、コンパクトカーらしい曲面を取り入れた形状に改められていました。
ただスペース的な問題からか、ステアリングスイッチがメチャ増えてて、どこを押したら良いのか迷う(汗)
走行モード切り替えスイッチはメーターナセル横の「角」に割り当てられてたりと、慣れるまで大変ですが、操作のしにくさは特に有りませんでした(^^)
ナビの画面が横に長くて様々な情報がひと目で判るのは良いですね。リモートタッチの応答も素早くてストレス感じません。
でもアナログ時計がナビ画面の中に取り込まれてしまってたのは残念(物理的に時計として存在してるので、たとえナビが消えてても時計は見えます)
あの時計はただ時を知る為の物だけじゃなくて、欧州の名だたるプレミアムカーに倣って装備されている、いわば特別感を感じさせる為の装備なのですから、せめてアナログ時計は単体というか別体にして欲しかったなぁ…
車室については既報の通り。ゴルフバックは載りますが、そういう使い方するなら別のモデルにした方が良さそうです。。。
最後にモードを切り替えてスポーツ+で走ってみました。やはりNAエンジンはこうでなくっちゃ☆
アクセルに対する応答がリニアで楽しいです。加速のパンチ力はウチの2.0ターボに及びはしませんが、とにかく軽いのは良いですね。
あっという間に試乗コースを走り抜けてしまいました。
UX一台で何でもこなすのは無理ですが、例えばセカンドカーとしてとか、都市部でのコミューターとして使うのならば、充分アリだと感じました。
おそらく客層というかターゲット的にもその辺りになっていると思います(横幅はともかく、立体駐車場にも対応する全高とかねw)
最近では街中でもUXを見かけますし、これからもっと増えて、レクサスの稼ぎ頭になると思いますよ(笑)
Posted at 2019/01/12 07:06:19 | |
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