
先日ご紹介したやたらレトロな昭和4年完成の小学校の、隣の地区にある小学校です(同じ市内だし、めっちゃ近い)
コチラでは今や絶滅危惧種とも言える「円形校舎」が現役で現存しています。
あ申し遅れました。ワタクシ、こういう一風変わった建築物が大好物なんですよ(笑)
昭和30年代に全国に110棟が建てられたといわれる円形校舎の多くに「坂本 鹿名夫」という建築家が関わっているのですがその話はまた今度。
しかし、どういう構造になっているのか気になりますよね(^^)
多分、中央部に階段ないしスロープがあるはずですが、当然ながら部外者は立ち入り禁止。さらに、この小学校の隣はガチの警察署なので、こうしてカメラを取り出すのも至難の業です(撮影日は休日です)
ちなみにワタクシの通っておりました大学には外縁の無いスリーポインテッドスターみたいに放射状に3方向へ教室が伸びる校舎が一棟ありました。
その校舎は中央部分が螺旋状のスロープになっており、上下の移動にはくるくると何周か回らないと辿り着けませんでした。
この校舎が作られたのは、車椅子で校務を務めていた学長の為だとも言われており、今思うとバリアフリーの先駆けだったなぁと思います。
ともあれ、コチラの校舎もいつまでこのカタチを維持してくれるのか判りません(近年は耐震構造になってないとかで、円形校舎は次々と姿を消して建て替えられています)
気になる方は(不審者にならない様に配慮しつつ)早めに訪れる事をお勧めします。
Posted at 2024/07/21 15:44:15 | |
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