
会社の前にダイドーの自販機があって、日に何度か飲み物を買いに行っているのだが、先週から飲み物のラインナップが秋っぽくなってきた。
ホット用のスペースが増え、並んでいる物も甘いものが増えてきたのだ。季節は確実に進んでいるなぁと思いながら「ミルクティ」を買ってみた。
280mlのペットボトルに入ったソレは、ダイドー製なので画像のヤツとは違うのだけれど、1口飲んだら今から丁度20年前に初めて「ミルクティ」を飲んだ日の懐かしい味がした。
飲んだ瞬間というか、後味の余韻から唐突にその光景が思い出され、普段ショートしっぱなしの私の脳細胞にもちゃんと昔の記憶があったんだな…などと妙に感心してしまったのだ。
その日、地方都市のさらに片隅。忘れ去られたかのようにひっそりとした駅のホームで30分に1本しか来ない電車を待ちながら、駅前の駄菓子屋で買った「午後の紅茶ミルクティ」。
それは白い350mlの缶に入っていた。それまでは「午後の紅茶ステレートティ」しか売ってなくて、新発売の白い缶の味に興味が湧いて買ってみたのだ。
時刻は夕暮れ時で薄暗くなって来ていた。煌々と光る自販機の色と対照的に徐々に暮れて行く空の橙色の色の中で飲んだあの味。
そこまで思い出せる事に、びっくりした。
あれから20年…決して平坦な道ばかり歩いてきたわけじゃないけれど、いろんな事があったなぁ。。。とちょっと感傷的になってしまった。
皆さんにも思い出の味があると思う。今日の私は少しおセンチだ(笑)
(先ほど調べたら、午後の紅茶ミルクティは1988年発売でした)
今日は1エッセ。 黒(カスタム)
Posted at 2008/09/27 20:42:31 | |
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