
画像は先日お伺いしたシンクデザインさんで頂いたプリントアウトです。
スナップオンのカーエアコンサービスステーションという機械で測定していただきました。車両のエアコン配管に接続して、エアコンのガスを回収したり補充したりできる装置です。
上の方に走行距離が書いてありますよね。実は新車納車後すぐにシンクデザインさんを訪ねたのですが・・・驚きの測定結果が出ました。
赤文字の部分ですが、なんとマイナス170グラムです。本来なら500グラム充填されていないといけないエアコンのガス(フロンや代替フロン)なんですが、規定値どころか2/3しか入っていなかった計算になります。。。
このまま何もせずに乗っていたら、夏場のエアコンの効きもさぞや悪く感じる事になったでしょう。
そもそも、エアコンのガスはそれ自体が少なすぎるとぜんぜん冷えないし冷えないからエアコンに負荷がかかり燃費も悪化します、かといってガスを多く補充しすぎても悪影響(圧が高すぎてパッキンから漏れたり、配管内にオイルが回ったり)を与えるという難があり、しかも補充用のガスカートリッジは1本当たり200グラム入りなので、仮にガスを500グラム補充しようとすると、カートリッジが2本と半分必要という非常に困った状態になるのだそうです。
結果、整備士の頭の中で「ホントは2本半が必要だけど、入れすぎるとヤバいから今回は2本にしておこう」という心理が働き、エアコン修理時なんかは大事をとってあえて規定値まで補充しないことがあるそうです。
しかし、何度も言いますがコレ新車なんですよ!?製造段階で規定値まで入っていないとは・・・ありえん。
施工していただいたシンクデザインさんによれば、いままで調べた車両で、規定値まで充填されていた車両ほどんど無い(1.6%しかない)そうですが、それを踏まえてもマイナス170グラムはかなりドイヒーらしいですorz
早めに施工してよかったですねとおっしゃられていましたが、まさにその通りでした。
こうなると、他の車も調べたくなりますね^^
Posted at 2017/01/21 08:17:44 | |
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