
という言葉があります。元々は「送り先」を意味するのですが、クルマ的には輸出先を指します。
で、それぞれ同じ車であっても仕向け地によってローカライズされて、輸出されて行くのです。
例えば、北米行きにはサイドマーカーが装備されたクルマを輸出し、欧州車向けにはハンドル位置を左にしたクルマを輸出します。
基本的にほとんどの部分が元のクルマと同じなのですが、例えばサイドマーカー用に配線が追加されていたり、左ハンドル用にフロントワイパーの取り付け位置が違っていたりします。
さて。そんな中で逆に国内専売車種というのもあり、右ハンドル左側通行に特化した仕様になっています。
歩道側である左のドアが右側に比べて大きかったりするアレです(^^)
画像右のハリアーも国内専売モデルです。左のNXと兄弟車ですが、ハリアーは国内専売モデルゆえにリアワイパーの停止位置が右側になってますね。
コレはワイパーが運転手の背中に隠れる位置に止まるよう、こういう仕様になってます。少しでも死角を減らす工夫ですね。
で、かたやNXは…ワイパー位置を変えてません。画像は欧州仕様ですが、国内版も同じで他の海外仕様と同じ左側で停止してます(´・ω・`)
それなら、ワイパー(中のピポット)を付け替えて、左右反転させちゃえば良くね?とリアワイパーをめくってみたんですが、ガラスの熱線がワイパーラバーを温めるような配置にプリントされており、付け替えちゃうとみすぼらしい(汗)
うーむ。後方視界の拡大に繋がるかと思いましたが、ココはローカライズ断念です\(^o^)/
Posted at 2017/03/08 08:36:54 | |
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LEXUS NX200t F-Sport