583系が団体臨時列車の「ひたち」として、常磐線を走った。
583系が常磐線を走るのは、凡そ20年振りになるのだろうか。
20年の間に、常磐線を取り巻く環境もすっかり変わった。
すれ違う車両は、当然新しいものに入れ替わっている。
日暮里駅のホームは広くなり、つくばエクスプレスとも並走するようになり、利根川橋梁も架け替えられた。
そして、大きく様変わりした万博中央駅を見て、彼は何を思っただろう。
583系が常磐線を走るのはこれが最後になるのでは・・・という声も、ちらほら耳にした。
地元路線ということもあり、撮影は雨天決行、待ったなし。
早朝から小雨が降り続ける天気だった。
あろうことに、583系通過直前から雨脚が強くなる。
しかし、美しい意匠である「ひたち」の絵幕を掲げた、誇らしい姿を撮影できたので、まずは成果ありとしよう。
【写真】
150627 OLYMPUS E-5+ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm 1/500 F8.0 ISO800 AWB を編集及びリサイズ
「鉄道ホビダス」掲載。
鉄道模型の冗談でしか実現しなかったような、583系絵幕の「ひたち」。まさか現実のものになるとは。
583系での「ひたち」は、かつて文字幕での臨時運用の実績があるそうだ。
しかし、だいこんの世代だと「ひたち」といったら、偕楽園の梅を意匠としたこの絵幕にかぎる。
583系は、雨にも負けず力走を披露してくれた。
雨にも負けず、絵幕も誇らしげに健脚を披露する583系「ひたち」。
【余談】
上りの送り込み回送は、見事に被られて撃沈しました(T_T)
【追記】
583系の常磐線走行実績に関する情報を、方々からお寄せいただきました。
今年「ひたち」で走る以前は、2007年の「水戸観梅号」での入線が最後だったようです。
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Posted at
2015/06/27 19:12:14