
3月16日。
この日は、前日とは一変して冷える一日でした。
仕事は9時半から、営業時間は10時から20時まででした。
営業時間の短縮だけでなく、店内の照明を凡そ半分しかつけなかったり、売場のテレビも4~5台しかスイッチを入れない「節電営業」が続きます。
そしてこの日も、配達手配ができない、乾電池と懐中電灯の在庫が僅かな中での営業でした。
ネガティブに下を向いてばかりいても仕方がないので、できるところから「日常」を取り戻していくことにしています。
無理はしないけれど、意識して。
その一環として(?)、実は地震発生の翌晩から、いつものように欠かさず晩酌をしています(^^;
ちなみに親父は、地震発生の晩から焼酎を呑んでいました。
久しぶりに、親父負けたような気がしました(笑)
仕事に対する集中力が持たないときと、恐ろしいほど長く集中力が持つときがあります。
だいこんは、基本的に前者のケースが多いです(汗)
16日は、売場のパソコンでradikoに繋いで「GROOVE LINE Z」を流していました(笑)
このご時世、お客様がオーディオコーナーにいることは稀なので、こっそりこんなことをしていました。
昨晩、関西から救援物資満載の貨物列車が東北地方へ向けて動き出しました。
帰り道で聴いていたラジオのニュースでは、「東北地方を東西に走る鉄道路線に貨物列車は普段走らないのですが、救援物資を運ぶために運転することも検討されています」とのことでした。
それって、鉄道ファンとしては相当盛り上がるニュースですよ。
早く走らせて下さいよっ!貨物をっ!!
一人ラジオを聴いては、勝手にテンションが上がっていました(笑)
クルマ通勤で行きは渋滞していることがありますが、ここ数日の帰り道は道路も混雑しておらず、順調です。
節電の意識が高まる日本列島。街の明かりがいつもより暗いです。
しかし、イレギュラーな渋滞が発生するケースが減り、仕事場の営業時間も一時期よりは長くなり、少しずつ周りの環境も日常を取り戻しやすくなってきていると思います。
電車通勤をしていないので肌身には感じていませんが、少しずつ鉄道網も本数や運行区間が元の状態に近付いているようです。
普段愛聴しているラジオ番組も、内容こそ震災のことがメインですが、いつもお馴染みのパーソナリティーが喋っています。
テレビ番組に目をやると、今夜からバラエティ番組が再開しました。
原発事故は依然として危うい状況ですし、被災地の避難場所での課題も多いと聞いています。
しかし、眉間にシワを寄せたままでは疲れます。
決して、油断ではない。勿論、ふざけているわけでもない。
しかし、心には余裕が必要。
明るい希望を持って、明るい気持ちで振る舞う。
辛いときにこそ、笑う。そんなことができる自分になりたい。
解決しなければならないことは、まだまだいっぱいあります。
そんな中で昨日のニュースを見ると、救援物資がいよいよ被災地に向けて動き出したニュースが多かったように思えます。行方不明だった被災者が救われたというニュースもありました。
そこには「希望を持つべき」というメッセージを感じました。マスコミにしてみればそんなつもりはないのかもしれませんが、少なくともだいこんにはそう感じ取れました。
楽しいときに、笑う。そんな復興の日が少しでも早く来ることを願っています。
Posted at 2011/03/17 00:14:25 | |
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東日本大震災 | 日記