最近注目しているエンジン・・・
それは・・・↓
ジャ~ン!!
この赤ヘッドは・・・一目で何のエンジンか分かるのではないでしょうか??(爆)
ヒントを言えば、前のブロクで「ピストンスピード大会」というのを書きましたが、
そうです、あの国産で一番ブン回すことが出来、ピストンスピードもF1を凌いでしまう心臓です。
もうお分かりですね?^^(爆)
F20Cです^^
何回か分解はしたことあるんですが・・・また分解てことなのでネタにしようと写真を撮ってみました^^
分解中の途中です。
カムシャフトとホルダーですね^^
この調子で分解し続け・・・とりあえず今回は腰上のみ。
前は全部バラバラにしました^^
なんか、自分で分解して組み立てエンジンに火がついたときって感動します(爆)
で、このF20C・・・ホントに、レスポンスが鬼です!!!
フォォン!フォォン!
と、なんかバイクみたいに軽く回る。
これは・・・言葉を失ってしまいますね・・・(爆)
市販車(NA)でもこんなにすごいエンジンがあるんだ!と・・・
最後にバルクリ調整をしたのですが・・・
あまりに夢中になりすぎて、手から血が出でいることすら忘れていたのは秘密ですw
ブロックに血が付いていることに気づくまで全く気づきませんでした(汗)
このバルクリは0.01mmの世界・・・
この隙間でエンジンの性格も多少変えれるとか雑誌に書いてあったような・・・
まあオーバーラップの時間が変わるので、変わりますね^^
今は無きF20C・・・
もうK20Aにバトンタッチしてしまった感じですが・・・
実際はどっちがスポーツエンジン(いや、レーシングエンジン!?)として上なのか。
現物を分解し、いろいろ調べてみたのですが・・・
F1の話をすると・・・
F1エンジンの最大出力回転時の、平均ピストンスピードは、24[m/s]強らしいです。
恐らくこれ位の平均ピストンスピードが一番効率が良く、これ以上ピストンスピードを上げても、あまりメリットが無いようです。
と言う事は、
高回転まで回って、かつピストンスピードを落とすことがNAエンジンでパワーを上げるのがセオリーになるのです。
これは簡単ですね。
ストロークを短くすれば良いだけです。
ストロークが短ければ、高回転まで回してもピストンスピードが抑えられるのでパワー型のエンジンに出来ますよね^^
逆にストロークが長ければ、高回転までは回りませんが、同じ燃焼圧でもクランクシャフトに掛けられるトルクが大きくなるので、低回転でもトルクが出しやすいはずです。
あと違いは i-VTECですかね^^
K20AはVTEC
F20Cはi-VTEC 連続可変バルブタイミング付き
必ずとも連続可変バルブタイミング付きが良いとも限らないことがあると思います。
VTECと言うのは、元々全回転域を使えるように工夫して作られたものです。
でも、レーシングカーにはVTECの様な物は付いていません(爆)
VTECエンジン搭載のタイムアタック用チューニングカーでも、VTEC機構を外している物が多いのは事実です。
本当のハイカムが良いんだ~!!という人もいると思います(爆)
他にも、サーキット専用マシンで、プロドライバーの運転だと仮定した場合・・・
低回転のトルクなど必要ない言うのも一つの理由となるのかな・・・?
でも、それならばVTECが付いていても害はないはずです。
しかし、なぜわざわざ外す理由は何なんでしょう??
簡単に考えて・・・エンジンの動弁系は軽くてシンプルな方がパワーが出るからです。
VTEC機構と言えども、高回転域ではフリクションが増え、パワーを喰う重量物なのです。
i-VTECとなれば、より仕組みが複雑なので更にパワーを喰うでしょう。
よって、高回転域ではi-VTECはVTECよりも、パワーを喰う邪魔物かもしれないです。
こういうことを考えると・・・ホンダ最強2.0L NAはF20Cではないのかな~と個人的には思っています。
難しい話になってしまいましたが・・・F20Cを分解してみていろいろと考えさせられました^^
やはりハイチューンNAエンジンは良いかもしれません(爆)
F20Cもホントに良いエンジンですよね~!!^^
2.0L NAで250ps 9000rpm
このエンジンを越えるような2.0L NAで280ps 9500rpm位に挑戦するメーカーさんいませんか??(爆)
このエンジンを凌駕するようなことにチャレンジすることが、今後もしあるとしたら、きっとまたホンダなんだろうな~と個人的には思っています。
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くるま | 日記
Posted at
2010/02/05 21:15:19