ATFの交換①

今回はATFの交換です。
A6のATFも前オーナーの元で交換されています。
思い出しましたが、遠隔納車のこの車（現物確認しないで買いました（汗））を買うときには整備手帳をメールで送ってもらい、ATFの交換を行っていることが購入の決め手だったのでした。

ということで、11万キロ超の走行距離でATFを交換します。
ちなみにATFもアウディは無交換で良いと言いますが、何故かドレンプラグが存在します。でも、トルコンにはドレンがないので、循環して旧オイルを薄めるしか方法はないです。
最初にオイルパン下のブレースを取り外します。
このボルト固かったです。恐らく、フロントタイヤが巻き上げた水や泥のせいでしょう。


ドレンプラグを取り外せば、オイルは出てきます。
その量は3.5L。
サービスマニュアルによるとトータルのオイル量は9Lなので、半分以下の排出量です。


使うオイルはこれです。nutec interceptor zz-52。
かなり缶が劣化していますが、3.2Lを所有していた際に購入して在庫していたもの（汗）
未開封だったので、中身は大丈夫。


抜いたオイル（左）はおそらく緑色だったのではないかな。
赤色の新オイル（右）とそれほど差がない感じです（笑）


さて、オイルパンをとりましたが、驚きが！
はめ込みだけで固定されているフィルターもオイルパンと一緒に落ちてきたんです（笑）
フィルターを固定するためのOリングはAT側にしっかり残っていました（汗）


これがOリング。
奥まったところにあるので、普通のピックで外すのは長さが足りず大変でした。


ATFのフィルターですが、他の方の事例でフィルターのはめ込み不良（僕と同じように落下したのでしょう）でオイルポンプにATFが回らず（エアーを吸い込むのでしょう）エラーを引き起こした事例を聞いております。
フィルターのはめ込みが甘かった事が確認できただけでも、オイルパンを外して大正解でした。
取り外したオイルパンですが、マグネットにこんもり鉄粉？という訳ではなかったです。
やはり1回ATFを交換していたのが良かったみたいです。鉄粉の量から、オイルパンを外したオイル交換を行ったのでしょう。


4個のマグネットを外して綺麗に。
マグネットは何かで固定しているわけではなく、ただオイルパンに付いているだけ（笑）この辺はアバウトな気が。


オイルパンのフィルプラグの上は、この様な部品が取り付けられています。
これは、純正SSTを差し込む際にパンの上にあるバルブボディに当たらないようにするためだとか。
ポンプ等で注入する際にホースをどうすれば入るのか、参考になれば幸いです。


続きは次回に。

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