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2022年03月14日 イイね!

レガシィのエンジン始動不能対策①-燃料ポンプ交換6-

レガシィのエンジン始動不能対策①-燃料ポンプ交換6-燃料タンクと配管系統の残圧を抜いたら、燃料ポンプユニットの配管コネクターを外します。
前回までの作業で、残圧を抜いてもガソリンが噴き出しましたので、ウエスを当てながら配管を抜きます。
案の定、結構噴き出しました(汗)
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これが、燃料ポンプユニットを固定するでかい樹脂ナット。
絶対に手で緩ませることはできません。
また、ドライバーなどを当ててハンマリングするのもお勧めできません。この樹脂ナットを破損させることがありますので。
ここは、A6の燃料ポンプを交換した際にも役立ったSSTを使います。STRAIGHT製のこのツールは、サイズが可変なのがいいところ。
あまり出番が無いと思いますが、所持してよかったです(汗)
樹脂ナットを取り外す前にナット周囲にある合わせマーク(△マーク)の位置がどこにあったのか、記録しておきます。締め付け時に同じ位置まで締め付けないとガソリンが漏れるためです。
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ユニットの内部で接続されている助手席側のタンクから吸い出すサクション用ホースを外します。
爪を広げて取り外すのですが、両側を広げながら外す必要があるので面倒くさい。それに、何回も取付・取り外しを行うと破損しそう(笑)
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燃料ポンプユニット、分解して上部カバー(ポンプ含む)にしました。
この部品では、ポンプだけが新品。
まだ、数年は乗るこの車を安心して乗られるようにきっちり整備します。
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前回作業時に取り換えしなかったフィルター。
作業後に新品ポンプの空き箱から出てきたフィルターをポンプに取り付けます。
このフィルターはあくまでも1次的なもので粗い異物を覗くためのものは、前回までのブログに書いた通りです。
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厄介なのは、このフィルターをハドメリングで止める作業。
フィルターが邪魔して、上から叩き入れることができません。ラジオペンチでどうにか挿入。
これが無くてもフィルターが外れることはないと思いますが(笑)
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ポンプユニットにサクションホースがはまる部分のOリングは付属しませんので、新品購入したものを取り付けます。
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右が装着していたポンプですが、変色が著しいですね。これが、17万キロ走行のポンプ(笑)脆くなっているとか材質上の問題はなさそうですが(笑)
新品には配線も付属してますので、安心です。
また、左端にあるポンプを押さえる役割の半円形樹脂は機能部品ではないので、再利用します。
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この黒いゴム部品は、先ほどの半円形部品とポンプの間に入って、スペーサー的な役割をするものです。
これも、再使用に問題が無い部品です。
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配線ですが、蓋側に取り付けてある状態で、ポンプを差し込みながらコネクターを差すのは難しい。最初にポンプに取り付けてから蓋側にコネクターを接続するほうが作業性が良いです。
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前回のガソリン漏れを起こさぬように、ポンプユニットとガスケットが接触する部分にグリースを塗布します。若干黒くなっているのがその場所です。
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ガスケットを装着した状態。
ガスケットの表裏にもグリースを塗りました。
思い返すと、A6の交換時にも行ったポイントでした(汗)
これにより、ガスケットが嵌り易くなり、ガソリン漏れを防止する訳です。
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タンクに嵌めます。
この際に気を付けることは、先ほどのガスケットがきっちり嵌っているか念入りに確認する事。
ガスケットの構造は、一部分が2重に成形されているので、それを意識して嵌めることが大事です。
嵌めたら、ユニットを固定する樹脂ナットをSSTで締め上げます。この樹脂ナットも滑りが悪いと締め付けにくいので、ネジ山部分にグリースを塗りました。
樹脂ナットには締め付け用の目安となる△マークがあります。そのマークが樹脂ナット取り外し時と同じ位置になるまで締め付けます。
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車両側の燃料パイプをはめようとしたら、スカスカ(汗)
青字で囲んだ部分にある部品が旧ユニットから移設する必要がありました。
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配線と配管の接続が完了!
意を決して燃料を満タンにして漏れがないことを確認します。
これで漏れが出たら一大事(笑)
今回の作業では大成功でした。
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その後、取り外した部品をすべて復旧。
作業完了です。
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今回の作業の結果、エンジン始動の際に問題が出ることは「ほぼ」無くなりました。その後2週間近く経過しましたが、1回だけ始動不良があったようです。
結果からすると、ポンプと燃料ユニットのレギュレーターやフィルターに何らかの異常があったのは間違い無さそうです。
でも、稀に再発するならばインジェクターに異常がある可能性があります。エンジン停止時にインジェクターから若干の漏れが発生することがあり、エンジン始動の際に燃料が濃すぎて着火できないのではないか。
そうだとすれば、インジェクターを取り外してオーバーホールする必要がありますが、時間切れ。
とりあえず、燃料添加タイプの清浄剤とRECS施工で様子を見ようと思います。

このシリーズの次回は、燃料ポンプのリレーおよびヒューズの話です。

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Posted at 2022/03/15 07:28:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | レガシィ(BRM) | クルマ

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