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バシケンのブログ一覧

2022年03月04日 イイね!

レガシィのエンジン始動不能対策①-燃料ポンプ交換1-

レガシィのエンジン始動不能対策①-燃料ポンプ交換1-今回から燃料ポンプの交換に係る話です。
前回のブログでも書いた通り、症状から推定すると燃料の供給に問題ありと踏みました。
燃料供給ラインにはインジェクターも含まれるでしょうが、エンジンが始動さえすれば、アイドリングストップ後のエンジン始動も含めて問題は全く発生しないとここと。
であれば、しばらくエンジンを停止した後のエンジン始動にだけ難ありですから、最初に燃料ポンプのトラブルを疑いました。
まれにエンジン始動が困難になるのは、ポンプのモーターが劣化により回転開始できない停止位置があるのかも。
それから、ポンプのコントロール系にも原因が潜んでいるかもしれません。

最初にポンプの交換を行います。
ポンプのASSYは新品だと高価ですから、オークションでBR型のレガシィで使われているポンプを購入しました。
この頃は、何の知識もなくGT(ターボ車)で約6万キロ走行のユニットでしたが、大間違いであったのは内緒にしたいところです(汗)

まず、燃料がある程度以下のレベルでないとポンプを取り外せば燃料が溢れます(笑)
A6は燃料ポンプが取り付けられているタンク上面が斜めなので、相当にゲージが下端でないと安心して空けられませんが、BRレガシィは半タン以下で大丈夫です。
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燃料ポンプはネットで調べると後部シートの座面下にあるみたい。
A6もそうですが、座面を取り外すとサービスホールがあります。
座面の取り外しは、座面前端の左右にロック式のフックがありますので、指を突っ込んでロックを解除します。
そして、座面奥の固定は車両に固定されているU字のフックに座面のフックがかみ合わさっています。取り外し方は座面を奥に目一杯押しながら下にずらす、といった感じです。
慣れないとどうやるの?って感じですが、A6も同じ固定方法なので、問題なく取り外しました。
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サービスホールを空けます。
これは助手席側にも存在しまして、運転席側のサービスホールが燃料ポンプの場所です。
AWDの場合、プロペラシャフトが車両中央を通る関係で、タンクの下部中央が凹んでいます。助手席側はポンプが無いので、ポンプユニットに取り付けられているサクションポンプで助手席側の燃料を運転席側に移送しております。その吸い込みユニットが助手席側に存在しております。


コネクターを外します。
このままで配管を抜くとガソリンが吹くので、その対応をします。
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皆さんも経験があるでしょうが、燃料タンクのキャップを空けると「プシュッ」と空気が漏れ出る経験があると思いますが、燃料タンクの残圧をフリーにします。
そして、エンジンを始動するとすぐにエンジンが止まりますので、何回かセルを回したら作業開始です。
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ポンプへの接続コネクターはポンプユニット側の爪を押し込みながら配管を抜きます。この作業は、配管の方にロック解除の爪があるA6でのSSTを要する作業よりずっと難度が低いです。
上記の吹き出し対策をしていたのに、コネクターを抜いたらガソリンが噴き出しました(笑)思いっきり顔にガソリンが(汗)
ウエスなどでカバーしながらコネクターを抜く必要ああります。


残りは次回に(汗)

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Posted at 2022/03/04 21:37:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | レガシィ(BRM) | クルマ
2022年03月01日 イイね!

レガシィのエンジン始動不能対策①-プラグ交換-

レガシィのエンジン始動不能対策①-プラグ交換-我が家に生息しているレガシィ。
購入時16万キロ超でしたが、現在17.5万キロ。
年間走行距離は僕よりもかなり多いです。

購入時に、エアコン動作不良(冷えが一定でない)により、コンプレッサーリレー交換。アイドリングストップ後のエンジン始動ミスにより、クランク角センサーとカムシャフト角センサー、オイルプレッシャースイッチの3つを交換して現在に至ります。

最近のトラブルですが、ホイールハブベアリングが音を発していることが判明しました。症状は30~80km/h程度でラリータイヤを履いているような音が発生します。まだがたつきやふらつきは見られませんが、納車後にも発生していた音が大きくなってきたので、交換必須です。DIYで作業したかったのですが、寒いことと、走行距離が嵩んでいるので、各ボルト類は固着している可能性があり、万が一ボルト類の頭を舐めったら大変なので整備屋さんにお願いしました。

今回は、通常のエンジン始動の際に始動しないことがある件です。
症状は、エンジンスタートスイッチを押す→メーターオン・全警告灯オン→セル回転→警告灯一部消灯→エンジン始動せず→警告灯全点灯というもの。何回かスタートスイッチを繰り返すとエンジンが始動します。
エンジンが始動した後は、メーターの警告灯や液晶画面にエラー表示が無いため、車両としては異常無しと思っているでしょう。
このことから、燃料供給系統に問題ありと考えました。

対策は、燃料系統のリフレッシュですが、今回はその一環で行ったプラグ交換作業をアップします。
オーナーは4月から新天地に移動しますので、それまでに懸念事項は消したいとの願いで作業メニューに加わりました。
もう一つ点火コイルも懸念していると聞きましたが、点火コイルがトラブルとエンジン異常振動や走行不能など明らかな症状が現れるので、現状では交換の必要はないでしょう。

さて、水平対向FB25エンジンであるこの車。
どれほど大変な作業になるのか。
ネットで調べてみますと、助手席側のシリンダーヘッドの方が狭いみたいです。
なので、そちらから作業します。
前から見て右バンクのプラグ位置。狭いですが取り外す部品は無いようです。
コイルを外しますが、10mmのボルトで固定されているので、ボルトを落とさないように抜きます。


点火コイルはアウディのように力を入れて抜くのではなく、手で引っ張るとすぐに抜けます。また、プラグにつながる筒状の部分は絶縁ゴムだけで柔らかいので、抜く方向を斜め上にできます。また、コイルまでの配線長も余裕があるのでカプラーを外さなくても大丈夫。
この辺はアウディより簡単です。アウディはコイルの固定はボルトではなく嵌めあいだけなので、抜くのに力が必要。フィアット500はレガシィのようなコイルで、ボルトで固定されているタイプ。


問題はここから。
レガシィのプラグはアウディ・フィアットのプラグよりも小さい14mmの面幅のソケット。16mmだと思っていたので、慌ててソケットを買いに走りました。アストロプロダクツが開いていない時間帯だったので、近くのホームセンターに行きましたが、マグネットが付いているプラグ専用ソケットはなく、一般工具のディープソケットしかなかったのは残念。
また、隙間が小さいので、使えるソケットレンチが限られます。
スバルの水平対向エンジンにはプラグ交換用ソケットセットが販売されていますが、それだけ難しいってことです。
写真の状態では辛うじてシリンダーヘッドカバーからソケットの頭が出ていますが、この状態でなければレンチが差し込めません。
このスペースだと僕が普段使用しているヘッドが回転するタイプのソケットレンチは入りません。
このソケットの連結は14mmのディープソケット(3/8インチ)+3/8インチの75mmエクステンション+3/8→1/2の変換ソケットで実現しています。なので、ヘッドが小さい3/8インチ用ソケットレンチが使えず、1/2インチのソケットが使える頭が小さいレンチはトルクレンチしか手元にありませんでした(汗)不本意ながらトルクレンチを逆回転で使用して、ようやくプラグを外せました。

また、ソケットに嵌めたレンチの取り外しが普通にできません。レンチがセットされた状態ではプラグホールからソケットが外れないので、マイナスドライバーでレンチとソケットの接続を抉って外さなければならない始末(汗)これは大変な作業です。

運転席側ですが、こちらは部品を取り外す必要があります。
最初にグリルからエアクリーナーボックスに冷気を導くダクトを外しました。
これは、手前側の2個のクリップを取り外せば大丈夫。


エアクリーナーボックスの蓋を外します。
インテークパイプに繋がるホースクランプとボックスに固定されるクリップを2個外せばこのようにずらせます。


エアクリーナーボックスの固定は、このボルトと下側のボルトの2個を外せばボックスが外れます。
ボックスには下にでかい白い箱(
(吸気音を消音する箱でしょう)がくっついています。取り外しにくいですが、いろいろと向きを変えて取り外します。


そうすると、この様に広いスペースが確保できるので、プラグ交換作業は特に悩む程ではないです。


プラグは25N・mでトルクを管理して作業終了。
エンジンの始動を確認したら後片付けです。

エンジンルームが広いといわれるBRレガシィでもこの面倒くささなので、それ以前のレガシィだともっと大変だろうな。
水平対向エンジンのプラグ交換は工賃が高いと聞きますが、それが納得できる作業でした。
交換後はオーナー曰く良くわからないとのこと。まあ、距離を乗ると違いが分かるでしょ(笑)

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Posted at 2022/03/01 21:47:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | レガシィ(BRM) | クルマ

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「@meria さん 納車おめでとうございます。この車を選択したってびっくりです!」
何シテル?   06/17 07:24
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