2023年10月22日
時として人は周囲が見えなくなってしまうことがある。
先週の日曜は秋晴れであちこちも行楽日和だったが、こちらの幹線道路は思ったほど混まず、すいすいと流れていた。そしてこの幹線道路にあらゆる方向からいくつもの道が交わるできる複雑な交差点で車線道幅が広がる交差点でそれは起きた。
この道は、最近車線のラインが変更され、一番内側に走行していたら自然とそのまま一番内側のラインに入るはずだったのが、この夏、ラインが変更され、一番内側にいると自然と3本のラインの真ん中のラインに入るようになっているのだ。

私は、一番内側(右)から、さらに内側にラインを変更しようとウィンカーを上げて侵入した時、前方の軽自動車が妙にこちらのラインに寄ってくる。しかし、ウィンカーは点灯していないので用心しながら走行しているとどんどんラインにその車が入ってくるのだ。やばい!当たるかなと思った時その車の動きが左によった。ドライバーは白髪の男性だった。きっとこの道の変更を知らず、後方を見ずにライン変更を試みたようだった。
そして、今日の帰宅時。高速道路がどうも混みあってきた。走行車線はどうも時速70㎞/h以下、追い越し車線も80㎞/h程度で走行し始めた。
週末だからという理由にはどうも怪しい。とりあえず、追い越し車線で走行し始めていると走行車線で遅い理由が分かった。マイペースで走行する軽トラだった。軽トラの前後はかなり車間が空いている。軽トラがあまりにも速度が遅いので軽トラの前に車がいない。また、軽トラが遅いからどんどん早めに他のドライバーが車線変更していたわけだ。しかし、その軽トラが後方に見えなくなっても、追い越し車線が数珠つなぎのようになって速度が上がらない。下手に追い越し車線だけ走ると違反になるので適度に車線変更をしながら走行してた。面白いことに走行車線の車が少ないので、追い越し車線より先に進んでしまうのだ。
こんなに遅いのは何かあるはず。大型トラックか、事故か…。
インターチェンジをいくつか過ぎて車の数が減ってきた。と、この数珠繋ぎの先頭車両が見えた。 日産のEV「アリア」だった。この追い越し車線のアリアの前には全く前走車がいない。このアリア、登り坂になってようやく車線を走行車線に移動。それとともに多くの車が流れ始めた。中には猛スピードですっ飛んでいくものもあった。思うに軽トラの状況と違ってこの車、ドライバーのエゴとバッテリーの残量が少なかったのことから速度を落として走行していたのではないか?。毎晩給電して走行、あるいは給電を土日して走行となるとこの金曜日は帰宅はそろりそろりとは走りたくなる。しかし、走行車線は遅いので追い越し車線を走りたくなる。そんなエゴがこうなってはいなかったか。
周囲の様子を見ない車の運転は危険である。また迷惑にもなるものである。
Posted at 2023/10/27 22:38:29 | |
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モラル | クルマ
2023年10月22日
Posted at 2023/10/22 20:11:30 | |
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