2026年06月07日
久しぶりにオプシアにある「BOOKS MISUMI」に足を運んでみた。
ここは県内でも指折りの大型書店であり、自分の好みの雑誌や本が大体手に入るため、休日の暇つぶしにはうってつけの場所だ。ましてや、プラモデルも置いてあるのだから……。
月初めは『CAR GRAPHIC』の発売日。購入ついでに、ふらっとあちこちのコーナーを回ってみた。しかし、そこで驚いた。
様々なコーナーの棚が減り、圧縮されていたのだ。
分かりやすく自動車コーナーを例に挙げると、以前は一般総合誌、チューニング/整備、モータースポーツ、アウトドア系、バイクなどに細かく分かれていたものが、現在はすべて一つにまとめられていた。それだけ廃刊になった雑誌が多いということなのだろう。
昔は「アルミホイール一覧」といった雑誌もあったが、今はSUV専用のホイール雑誌があるくらいだ。さらにはカーグッズの専門誌も、今や老舗のものが一つ残るのみとなっている。本当に寂しい限りだ。
反対に、結構種類が増えていると感じたのが模型雑誌のコーナーである。ガンダム系や『モデルグラフィックス』はもちろん、スケール物(軍用機、艦船、自動車など)も充実している。そして昔はなかった「HOW TO物」の書籍もかなり出ていて、模型製作を楽しむ身としては嬉しいラインアップだった。
あまり変わっていなかったのは新書や文庫系のコーナーだ。その時代に合わせた評論やコラムなどあらゆるものが揃っているが、立ち読みをしているのは若い人よりも私たちの世代。文庫本のところには、女子高校生や30代くらいの女性など、読書好きな雰囲気の人たちが本を手に取っていた。
そして、実用書やビジネス書のコーナーに足を運ぶと、やはり現在の時代背景が表れているようだった。
これまではトヨタやソニー、あるいはホンダといった大企業の経営者の本、海外メーカーや貿易に関する本がよく見られたものだが、まず自動車関連の書籍の数がぐっと減っていた。豊田章男氏の本や日産の改革、あるいは一昨年までの日産の経営難についての本は見られたものの、EV(電気自動車)についての本はほとんど見当たらない。また、反対に内燃機関(エンジン)側の本も見られなかった。これだけ本棚に動きがないということは、それだけ自動車業界が混沌としている証拠とも言える。
やはり今は、書籍よりもネットのほうが情報のスピードが早くなった。それに、本を購入すると後々処分に困るという側面もある。
しかし反対に、「あの記事をもう一度見直したい」と思ったとき、私はスマホよりも書籍のほうが勝ると思う。雑誌であれ専門書であれ、見たいと思ったときに手元にある安心感。記事が削除されてしまうこともあるネットの世界では、やはり不自由さを感じてしまう。
ネットによる記事は、何となく読みっぱなしになってしまい、「あの時の記事をもう一度」と記憶に残るものはそう多くはない気がする。
だからこそ、情報というのは新鮮さだけではないと思うのだ。「書籍」という形がこれからも残ってほしいと願うのは、私だけだろうか。
Posted at 2026/06/07 18:13:16 | |
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