ということはカローラ・シビック・アクセラ・インプレッサと久しぶりにライバルが揃うことになりそうだ。
これに市場が活性化すればきっとシルフィが参戦すると思う。こんな様相は90年代以後等しくなかったような気がする。さらに、カローラはセダン、シビック・アクセラ・インプレッサはセダンと5HBとなるとこれらは流行のSUV でもなく、ミニバンやハイルーフバンでもない普通の車だ。
ひょっとすると40~50代の子どもが巣立った後の世代はミニバンから離れるユーザーがいるのできっとメーカーもそのような層を狙っているのかもしれない。
これらの車、カローラはまだ不明としても1800㎜前後の全幅になる。確かに日本の国内においては使いにくいと言われてきた大きさだ。しかし、ディアマンテ以降、最近のプリウスの大ヒットは3ナンバーに対する抵抗はかなり減ってきている。もちろんその購入する人の環境にもかなり左右はされるけれども郊外に住む人が増え、カーパークがきちんと整備されたショッピングモールなどができてくると多少の大きな車でも普通に停められるようになってきている。ましてや立体駐車場も車高の高さもだが横幅もかなり余裕を持って最近は作られている。つまり以前に比べ3ナンバーに対する障壁が減ってきている。さらに私らの世代は80年代のハイソカーブームにかかっていてマークⅡやローレル、スカイラインといった少し大きめなセダンに憧れていた世代だ。さらにスーパーカーブーム世代のため車にも詳しいし、うるさい。
となってくると通勤主体の生活の中で86のような車を選ぶか、もう少し大人しめというのを選択することになる…。
2018年頃からひょっとするとセダン人気が再来しそうな気がする・・・と思うのは私だけか?
最近ニッサンエルグランドのCMが始まった。エルグランドの魅力に様々な車が惹かれていくというストーリーだ。決めの言葉は「魅せるね!日産」なのだが…。
このエルグランド、気が付くとデビューから6年近く経過している。以前なら長寿モデルのはずだ。
しかし、その他のモデルはというと以下の表をご覧いただきたい。
経過年数は2016年から考えた。
驚きはウィングロードはすでに10経過年モデルである。また、結構マイナーチェンジはしているがモデルの寿命が延びている車が多い。
これは日産の開発費用がかなり自動運転や次世代の電気自動車といったところに力を入れているからと考えれば頷けるわけだが…。それにしてもあまりにもほっとかれすぎという気もする。
しかしながら日産はこれでも国内市場の10%台キープしながら2位~3位を保っている。
これはなぜだろうか?
以前マツダベリーサについて触れたことがあったが、ベリーサは「デザイン」「装備」「女性への訴求」というの理由を挙げた。
現在の日産はデザインは他のメーカーと比べると、デビュー当時のデザインがライバルモデルに比べ、「先んじている(ひょっとすると異質?)、と言える。ニッサン独特のデザインに魅かれる人はいるだろう。特に昔の日産を知らない人には少なからず受ける…と思う。
次に先進的な装備の搭載ということが挙げられる。
簡略的であっても自動ブレーキなどの安全装備はCMでの効果もあって安心感を与えるだろう。
さらにnismoのブランドを使ったスポーツモデルの投入だろう。
これもギンギンのコンプリートカーだけでなく、外観だけはnismo仕様という安価なモデルの設定はかなり訴求効果はある。特に昔の日産を知っている人にはこれは惹かれるだろう。
最後に特別塗装や内装など装備の変更による商品改良だ。
エルグランドの本革仕様やキューブに見られるインテリアの商品改良は高級化や他メーカーに見られないものは効果が上がるだろう。
これらは生産を続けることによって生産性も上がってコストが下がってくるはずだ。となると売り続けることで利益がだんだんと増えてくるということではないか?
また長く販売することでCMの効果以上に直に購入側に目に触れることが増え、商品への信頼感や安心感が増して欲しいという人が出てくる。
これが日産が国内モデルにたくさんの新しいモデルを投入せずとも2位を維持できる理由の一つではないだろうか?
国内市場ではどうしても車離れが進み、車に興味を持つ人が減っていると言われ続けている。メーカーも頻繁にモデルチェンジをすることは無駄と判断されているかもしれない。
しかしである。車は嗜好品でもある。商品としてビジネスとしてはこれでよいかもしれないが、私にはもっとモデル全般に「走る」ということへのこだわりを日産に感じない。マツダにしてもスバルにしても商品改良時にカンフル剤としてスポーツモデルの投入や新しい技術の投入がされている。
現在の日産にはセレナとノートとリーフというのが一番の売れ筋だが…何か足りないと思うのは私だけだろうか?このような長寿モデルが多いのは新鮮味に欠け、自動車が嗜好品から実用品となっているのかもしれない。
追記
マーチは今後国内市場ではなく欧州市場に投入だという。となるとコンパクトカーはノートに1本化していくらしい。そうなると日産はラインアップを見直していることがわかる。
Aセグメント 軽自動車
Bセグメント ノート
Cセグメント シルフィ
Dセグメント スカイライン・ティアナ
Eセグメント フーガ・シーマ
SUV エクストレイル ジューク
ミニバン エルグランド セレナ
以前はプリメーラやセフィーロなど日産の主流モデル以外に魅かれるモデルがあったのだが…実に寂しいものである。
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