吉田河馬歯のブログ一覧

今日の自動車英語は、911、ナイン・ワン・ワン
正確には自動車英語ではないですが、日本と異なるところを紹介します。

日本の110番、119番に相当する緊急時にかける電話番号です。消防、警察、救急車の呼び出しすべてを兼ねています。

アメリカでは、消防署、警察署はもよりの市町村の管轄、救急車は民間業者で、救急車は基本有料です。保健に入っていればいいですが、そうでない場合にはかなりの金額を請求されますので、日本で問題になっているようにいたずら、タクシー代わりに呼んだりすると大変なことになります。また、消防署は、水道料金含めて実費を請求してきます。

救急車で病院のER（エマジェンシールーム）に運び込まれますが、これがまたぼったくりのような高額請求をしてきます。保健に入っていないと大変なことになります。気分が悪いからと気軽に救急車を呼ぶと、請求書を見て、より気分が悪くなりますので、注意が必要です。日本から赴任してきて、知らずに日本の感覚でやると大変です。

緊急車両が近づいてきた場合、速やかに車を路肩に寄せて、緊急車両が通り過ぎるのを待つ義務があります。これは同方向に走っている場合だけでなく、対向車線を走ってきている場合、あるいは交差点に近づいている場合もです。

車を運転中に運悪くお巡りさんに停止を求められた場合、速やかに安全なところに停止します。このとき、車から降りては絶対にいけません。お巡りさんと戦う意志があると思われることがあり、最悪の場合、発砲の標的になりますので、ハンドルに両手を置いて、お巡りさんが運転席脇に来るのを待ちます。免許証と、州発行の車の登録証（Registration）を提出するように言われます。停められることがないように運転するように安全運転でいきましょう。