白黒熊のブログ一覧

ヒッグス粒子と聞くと、加藤茶のくしゃみを思い出す今日この頃。
皆様、お疲れさまです。

さて、図書館戦争での図書館法とメディア良化法。
今日は表現の自由と検閲についてお話お話。

メディア良化法の目的
青少年に悪影響を与える有害情報や人権を侵害したり公序良俗を乱す表現を取り締まる法律。

成立の背景
興味本位の過激な報道合戦による報道被害が社会問題化していたという現実の昭和末期と同様の状況に加え、スキャンダルを追いかけることに血道を上げる余りマスメディアが持つ権力監視機能が機能していなかったことと、国民の政治への無関心が、本来なら成立するはずのないこの法律を成立させた背景にある。

この説明を見る限り「良い法律じゃないか」とも思えます。
あくまでも、「有害情報」「公序良俗を乱す表現」を取り締まるということになっているので。
だけど、今の法律でも表現の自由であれば何でも許されるのか？となると、そうでもないようです。
まぁ、そこの解釈や基準が一部権力に集中することが問題なわけで。

表現の自由とモラル。

ここの関係性については、人間のモラルに依存するところが大きいと思います。
しかし、モラルという定規も個人差が大きく。
馬鹿という言葉でも、
・バカ！
・バカ？
・バカ///
とまぁ、言い方(書き方)一つでも意味も変わってくる。
また、言う側受け取る側でも違う意味になる可能性もあるわけで･･･。

じゃあ、傷つく人がいるなら多少不便でも規制は仕方ない？
みんカラらしく車で例えるなら、死亡事故が起きる可能性があるから車を廃止する？

得てして規制するところに進化はないと思います。

シートベルトができ、エアバックができ、ABSができ、ESC、アイサイトと進化しています。
じゃあ、表現の自由はどうなるのか。

まぁ、客観性を持って相手を自分に置き換えたりして使う分には、検閲などせずに済むのではないでしょうか？
もしそれで失敗して、相手を傷つけたり被害者を生み出したりしたら、事故を起こして処罰を受けるのと同じように対処されるだけの話ですし。
自戒を込めて気をつけていきたいですね( ´ー｀)