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白黒熊のブログ一覧

2012年06月20日 イイね!

劇場版 図書館戦争の感想


外部研修な今日この頃。
皆様、お疲れさまです。

さて、劇場版の図書館戦争を見てきたのですが、色々と調べることが多く、中途半端な考えを書くのもあれなので、メディア良化法と図書館法の是非については、また別の機会に・・・。

映画を見終わった女性陣から、「原作と違う?よねー」「ゲロ甘」という、何とも締りのない声が聞こえましたが、ゲロ甘です。
えぇ、アニメでもそうでしたが、後半になればなるほど、爆発しろ!と言いたくなるような展開です。
(そりゃぁ、2組も魅せつけられちゃぁねぇ・・・)

図書館戦争は
・正義と悪がはっきりしている
・銃撃戦の熱い展開
・軍隊のような体育会系のノリ(のなかで紅一点の存在)
・そこに、表現の自由と検閲という文系のギャップ
とまぁ、恋愛抜きにしても男子を惹きつけるだけの内容なのですよ?
だけど、劇場版に関しちゃあ、男同士で見に行くのは、ある意味罰ゲームぐらい辛いものになりそうです・・・。
(男独りは気にしなければおk、女性同士も恋バナで盛り上がれるかも?)

そんな劇場版、イッセー尾形さんが抜擢された理由というのが舞台挨拶のレポートに載っていました。
たしかに、最初のほうは硬い印象。
以前ラジオで、声優と舞台の両方をされている方が、「声優は声だけで演じなければいけないし、舞台は空気や間の取り方も演じなければいけないので、どちらも難しい」と話していたのを思い出しました。
でも、失礼ながら話題重視ならイッセーさんではなかったと思うし、今思えば当麻さんの考え方の変化に合わせるかのような、成長ぶり(これも失礼・・・)に意図があったのかもしれません。

また、舞台中では検閲が正しいという世論の流れらしいのですが、これは検閲に対する違和感を感じさせるため?
と、図書隊の象徴であるカミツレの花言葉「苦難の中の力」を強く表現する意味があったように思います。

劇場版はまだですが、アニメは公式youtubeで全話公開されてますので、オススメします。
Posted at 2012/06/20 22:12:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2012年06月17日 イイね!

魔王の感想

魔王の感想久慈ありすにきゅんきゅんな今日この頃。
皆様、お疲れ様です。

さて、前回のラブケミストリーと一緒に買った伊坂幸太郎さんの魔王。
なぜこの本を選んだかというと、単に伊坂作品で内容を知らなかったから。
映画では何本か見ていますが、原作では1冊も読んでません。
伊坂作品に関わらず、映画やアニメでおもしろい=原作もおもしろいとは限らないと思ってまして。
で、映画で面白いと思っていれば、それだけで十分なんですよね。
基本、小説も映画もアニメも娯楽なので、楽しめればそれで構わないのです( ´ー`)

前置きが長くなりましたが、早速。

アマゾンの内容紹介
「小説の力」を証明する興奮と感動の新文学
不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!


以下、ネタバレ長感想文になるので反転で。
自分が読んだ数少ない作家さんのなかでも、石田衣良さんと同じ脳内フォルダに入りそうな感じでした。

主人公の親友である、島との出会いのシーン、

学生の時の島は、周囲から、「短い髪のほうが似合うって」と誘導されても、「見苦しいから切りなさい切りなさい」と突かれても、頑として長髪のままだった。

という件(くだり)があるのですが、社会人になった島は、営業で外回りするからか暑くて髪を短く切り、その別れ際、

「じゃあな」と彼は首だけで振り向き、肩のところで手をひらひらとやった。

と締められます。
この肩のところで手をひらひらとという部分。
学生時代はあったと思われる肩にかかる長髪が、社会人の今はないという時代の流れを表す描写が嬉しい。
その表現が良いか悪いかはともかく、そういう作家の意図?を見つけられるというのも、読む側の楽しみです( ´ー`)

内容として、
主人公は、自分が思った事を相手に喋らせることができる『腹話術』の能力を持っていますが、能力は能力として。
で、ひたすらに考えるんですね。
相手が自分の立場だったらなんと言うか、何の意図があって相手がそれを話すのか。
そこに、現在の日本の政治家の考えとか、独裁政権とか一党政治の是非についての考えを多視点で書かれています。

で、犬養という政治家が出てくるわけですが、これが大阪市長の橋下さんに似ているんですよね。。。
一般人を味方につけ、世論を動かす。
ただ、初版が発売されたのが2005年。
橋下さんのwikiを見ると、2007年12月に府知事選挙に出馬らしいので違うのかもしれませんが、先を予見するかの如くの内容に改めて驚きを感じます。

アメリカに媚びへつらう日本。
その流れを犬養が物言う日本に変えよう!と扇動する。
その中で、日本人がアメリカ人に刺されるという事件が起きる。
暴徒化した日本人に、日本に帰化したアメリカ人の家に火をつけられる。

その流れに主人公は違和感を覚える。
で、犬養に近づいて能力を使い、その流れを止めようと自分の意見を伝えるのですが、流れは止まらず・・・。

民主主義(人民が権力を所有し行使する政治形態)が独裁政権を支持すれば、ファシズムでのナチズムでも起こりえるんですよね。
でも、その独裁政治の政策に賛成か?と問われると、分野によりけりなのかと。

だけど、支持されやすい政策で実績を積む独裁政治では、多少の悪にも目をつぶる流れに傾きやすい。
ナチズムによる反ユダヤ人主義によるホロコーストが最たる例かと。
自分に害悪さえなければそれでかまわないと思い見過ごす。
その分、自分が粛清の対象になったときにも救いの手は来ない。
皆が自らへの制裁を恐れ、反論なく指示に従う。
対外に媚びへつらうのが不満だったのに、対内に媚びへつらう。

大阪維新の会は、党内でも意見の食い違いもあるようで独裁的な一党政治にはなりにくいのかもしれませんが、一党政治は好ましくないなぁと。
野党も、与党の意見には何でもかんでも反対で、足を引っ張る野党ではなく、道が外れたら連れ戻せる野党としての存在感が求められているじゃないかなぁと。


そんなこんなで、この作品はもっと語るべきところがあるのですが、そこは読んでいただくとして・・・。
今回の「魔王」「呼吸」に連なる作品として、モダンダイムスがあるそうなので、次回はそちらを読もうと思います。
Posted at 2012/06/17 21:01:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2012年06月06日 イイね!

焼けた代償


早くも山形で30度の道路標示を見てしまった今日この頃。
皆様、お疲れさまです。

さて、先日の笹谷でインターバル撮影らしきものを作れたのを良いことに、鍋越峠まで行ってきました。
本来なら絶景の宝栄牧場さんも、霞んだ晴れでイマイチ・・・。

昼食後、昼寝をする為に尾花沢市の徳良湖へ。
で、ツイッターを見ていると宮城では雷注意報が発表されたとか。
奥羽山脈に目を向ければ、それっぽい雲が広がってたので撮影。

撮影にはFX150というコンデジを使っているのですが、HD画質で10分30秒撮影できます。
が、この日の山形は暑く、窓全開の車内も内装が黒いので熱がこもり、デジカメも熱暴走を起こして10分30秒を超えても撮影が続いてました^^;

雲って、人間の目で見ていると流れていくものですけど、こうやって倍速で見ると生まれるものなんですよね。
次はやはり宝栄で撮りたいです( ´ー`)

昼寝のほうは・・・、気付いたら右腕が真っ赤ということで、エライ目に合いました(ノ∀`)
Posted at 2012/06/06 22:27:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行&ドライブ | 日記
2012年06月03日 イイね!

ラブケミストリーの感想

ラブケミストリーの感想さて、車検で待っている間、宮床ダムの駐車場で一冊の本を読み終わりました。
なかなか自室だと、ネットやらゲームやら誘惑が多く読書の環境にありません。
残念ながら通勤も車なので、最近は休みの日に外で集中的に読んでます。
それが、晴れであろうと、雨であろうと、山だろうと、海だろうと、ホームセンターの駐車場だろうと、人目が気にならない場所であればいいのです。

前置きが長くなりましたが、今回読んだ作品。猫色ケミストリーの前作、ラブケミストリーです。

アマゾンの内容紹介
大好評、第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作。「前代未聞空前絶後の有機化学ラブコメ。いやもう爆笑です」大森望(翻訳家・書評家)はじめ、「見事にだまされた!」「爽やか青春物!」「爽やか恋愛物語」など読者の声続々!待望の文庫化です。有機化学を専攻する大学院生・藤村桂一郎は、化学化合物の合成ルートを瞬時に見つけることができる理系男子。しかし研究室の新人秘書に初めて恋をしたとたん、その能力を失ってしまう。そんな彼のもとに、カロンと名乗る死神が「あなたの望みを叶えてあげる」と突如現われて……。超オクテの草食&理系男子の初恋は成就するのか?

で、ラブケミストリーですが、2作目同様、専門用語のオンパレードです(笑)
かといって、難しいわけではなく、有機化学の全合成はレシピという例えなどは、元素記号?何それおいしいの?的な自分にもわかりやすく理解できました。
また、「けいおん」「涼宮ハルヒの憂鬱」などの単語が出てきて、どちらかといえばラノベに近い毛色の小説かなと。
物語や小説の中に、現実の作品を持ち込むことで、親近感を持ちやすいというか、読みやすさはある感じです。

前のレビューでは書き忘れましたが、2つの作品ともSFもあります。
ラブケミストリーはミステリー:4、ラブコメ:4、SF:2の配分でしょうか。
(2作目ではミステリー3、ラブコメ:4、SF3な配分に思えます。)
死神というSFの要素がありつつも、それが推理やラブコメに絡みつつ汚さない・・・。
・・・言葉って難しいですね・・・。

例えば、タケコプターで空は飛べるけれど、宇宙までは行かない。

そんな感じでしょうか(;´ー`)

最後の伏線の回収も、2作目ほどインパクトはないにしろ、個人的に綺麗に締めているので、あまり違和感なく読めました。

さて、次はラブケミストリーと一緒に買った伊坂幸太郎さんの魔王を読もうと思います。
Posted at 2012/06/03 20:15:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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初めまして白黒熊と申します。 車載動画やら日常メインな、ごく普通なブログです( ´ー`) ・音楽かラジオを掛けながらするドライブが好きです。 ・風景や景...

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