13:00 昼食
スバルの社員さんたちとの会話しながらの昼食。
発表前にカタログ?がネットに流出した件について聞いてみると、海外で好調なアメリカスバルよりクレームがかなり来たそうです。
日本では新型フォレスターは11月13日発売でしたが、アメリカでは年明けとのことで、あまり情報がネットで早く出回ると、現在発売しているフォレスターなどの販売に影響が出るということで。
何でも海外では、新車のスクープで飯を食っている人もおり「テストコース近くの定宿に予約すると、そのスクープハンターも一緒に泊まったりするんですよ(苦笑」と、機密性に苦労しているお話も伺えました。
また、
「インプレッサの1.5Lにターボとか出ると、コルトRversionRとライバル関係になって面白いんですけどね~笑」とか、
「何で開催場所が菅生なんですか?」の問いに
「オフロードもある場所って、菅生ぐらいしかないんですよ」と、割とフレンドリーに答えてくださり、ありがとうございました。
13:40 新体感SUVオフロード試乗
バスでSUGOのモトクロスダート会場に移動します。
インプレッサXVとアウトバックを除く、オンロード試乗車と同じ走行を行う予定みたいでしたが、CX-5とCR-Vが、車体の底を擦るということで、参加車両は
・新型フォレスター(ターボ)
・新型フォレスター(NA)
・エクストレイル
で体験することに。
まずはエクストレイル。
土を踏み固めたダートということで、乗り心地は良くある林道のようです。
下りのカーブなどで
VDCの動作音が結構車内にも伝わります。
印象としては、特別走破性が高いという印象もなく、よくあるクロカンSUVみたいな印象。
次、新型フォレスター(NA)
これはびっくり。エクストレイルに乗った後だと、まるで同じダートを走っている感覚じゃありません。
乗り心地が良く、普通の道を走っているみたいです。
X-MODEについては、フォレスターのAWD能力が高いので晴れたダートコースぐらいじゃ、あまり使う必要がない印象。
エクストレイルみたいな動作音が車内に伝わり、車体に負荷が掛かっているような感じはなし。
これが雨のダートや雪の坂道など、ミューが低いような場所だと、必須になるレベルですね。
最後に、新型フォレスター(ターボ)
NAと比べ、乗り心地が若干固い印象。NAフォレスターとエクストレイルの中間な感じです。
ターボらしく少し踏み込むだけでグッ進むので、慣れが必要かな?
Xモードで下ると、アクセルを離した速度でエンジンブレーキを掛けながら、一定の速度で安全に下ります。という仕組みらしいです。
乗った後に開発担当の方に聞いたところ、NAとターボでも足回りのセッティングが違っており、ターボはスポーティに足回りを固めに作っているそうです。
これだと、林道にも行くならNAを買いたくなります。
14:25 プロドライバー同乗体験
新型フォレスター(ターボ)を使って、午前同様にプロドライバーによるオフロードの同乗走行です。
オフロードなのに思いっきり加速して曲がるのですが、外に膨らむこともなくキビキビ曲がります。
というか、あまりの加速と旋回性能で、身体の重心移動に頭の理解が追いつかず、ジェットコースターを乗ったときのような混乱になりました(;´Д`)
とにかく、オフロードなのに加速しての旋回性能が優秀すぎてすごいです。
降りたときに頭がフラフラでした。
最後に、オフロードコースの
傾斜角30度、全長約70m、最大高低差約35mの大坂を登るパフォーマンス。
まるで壁のような急坂を、路面に張り付くようにタイヤが空転で止まることもなく、登っていきます。
また、下も見えないような下り坂も、Xモードを効かせながら?難なく降りてくる姿はびっくりしました。
スバルの登坂性能の良さは海外でも実証されており、その性能を実際に目にするとレベルの高さに驚きます。
15:05 Eyesight 体感試乗
DVDでの説明を受けた後、
プリクラッシュブレーキとオートクルーズを体験しました。
過去にも試乗で乗っているので、プリクラッシュブレーキはアクセルを離した状態で突っ込むという設定でしたが、後で話を聞くと、アクセルを踏んだ状態でも動作はしますというお話でした。
それが衝突前に止まるのか、衝突速度を軽減するかは、路面状態によるとのことで、あくまでも安全への補助機能という認識が必要みたいです。
また、大雨や逆光などのばあいアイサイトが機能しなくなったら、その情報をメーターかフロントのパネル?に表示されるそうです。
アイサイトについて、6MTでも技術的に付けられないことはないがセッティング(クラッチを切るタイミングとか?)が難しい(データの量?)ということで、わずかながら期待。
また、アイサイトは現在ver2とのことで今後もバージョンアップしていくそうですが、既存のアイサイトが付いている車両でのバージョンアップは不可。
なので、アイサイトのユニットを交換しただけでバージョンアップなどは出来ないみたいです。
あと、動くものは認識するとのことで、動物も認識するそうですが、何でも動くものを認識して止まると、走行に支障が出るということで、人、車、二輪車、自転車?に限られているとのこと。
それにしても、オートクルーズのブレーキ性能は、人間がするより滑らかで自然なブレーキです。
前の車が発進に伴う、自車の発進も加速よく進み、かなり自動で動作する印象でした。
16:30 閉会式
スバルのAWD(4WD)が誕生して40周年ということで、その作られたのが東北電力からの注文でという
例の話があり、最後に、お土産としてスバルクッキーやらXVのTシャツを頂きました( ´ー`)
【午後のまとめ】
午前のまとめとも似ていますが、フォレスターのキャラクターとしてオンロードとオフロードの性能がかなりレベルが高いです。
見た目の好みはあるのでしょうが、運転した先輩は、試乗会参加前「見た目(エクステリアやインテリア>性能」でしたが、参加後は「性能>見た目」に考えが変わっていたようです。
確かに舗装路でも未舗装路でも、これだけ高いレベルの走りが出来るというのは、他にはないかもしれません。
スバリストの方から見ると、レガシィのDITに比べて、この内容でこの走りなら安いじゃないか!というお話らしいですが、自分の目線だとやっぱりお高い(;´ー`)
その、お値段も高いというところは、捕らえ方次第なのかな~と思います。
走りに関してはいじらなくてもいいという意味で、コンプリートカーを買う位置づけなら、値段相応と感じるかもしれません。
新型フォレスターを検討している方は、試乗会などに参加して実際に走りを体験することをオススメします!