赤怒谷隧道まで来れば、次の目的地はすぐそこ。
赤怒谷隧道を抜けると、

旧中の湯旅館の露天風呂跡。
あそこ、現状で入った事ある人いる?
この辺りって、

温泉湧いてる箇所がたくさんあります。
(大きな岩の下から湯気が上がってるのを発見。)
あと、トンネル内部とか。

数ヶ所、壁から湧き出てます。
で、そろそろ目的地。

ここだけは風景に特徴ありすぎて隠し切れません。
一度でも通った事があるならすぐわかるでしょ、釜トン手前。
なんとここに、野湯がある事を知りました。
9年前と21年前に歩いてるのになぜ気付かなかったのか?
たぶん、道と川の高低差は約5~6m?
川原へは下りられないと思い込んでいたからでしょう。
実はここ、川原へ下りられます。
下り方は秘密で・・・
上から落ちてきた源泉が、丸く穴開いた護岸に流れ込んでます。
自然と人工物が上手く調和されてできた、素晴らしい野湯です。
それはまるで、たこ焼きプレートの壺湯。
それでは早速、たこ焼きになってみましょう(笑)

湯温は、崖に近い方が熱め。(この日の入浴は無理そう。)
崖から離れた穴で適温でした。
これでまだ終わりではありません。
源泉が護岸からさらに川の方へ流れ落ちて、

大露天風呂ができてます。
実は、川原へ下りて最初に目にするのがこれです。
難点は、

やや熱めの45℃前後。
流れ込んでる所から一番離れた所で、

43℃くらい?
短時間ならギリ入れました。
(湯温は、季節・天候・川の水量で変わると思います。)
壺湯と露天を行ったり来たりで、約2時間堪能しました。
ちなみに、検索しまくったらここに入ったという5人の情報を見つけました。
ここが有名になるのも時間の問題でしょう。
そこで、注意してほしい事が2つあります。
まずは、車。
付近のスペースに止めたと書いてる人がいました。
チェーン脱着場ですが、同時に駐車禁止の看板もある所です。
その他、沢渡~釜トン間にいくつかスペースありますが、そこへの駐車は絶対にしないでほしい。
多くの人が来るようになって皆が皆そうしたらどうなりますか?
路駐する者も現れ、バスの通行に支障が出るでしょう。
そうなったら、ここが立入禁止措置とられかねない程の大問題です。
(先程寄った赤怒谷も同じ事。廃道入口に駐車する人が続出し、駐車禁止の警告看板が立てられました。あそこは廃道奥に現役で稼働してる源泉施設があるから入口駐車はダメです。今はなぜか看板無いけど、ストリートビュー見ると撤去ではなく劣化で川に落ちたっぽいです。)
素直に沢渡へ止めましょう。
そこから徒歩か自転車、沢渡から片道約7㎞・茶嵐なら約6㎞。
真の野湯好きならそれくらいの人力移動は苦にならないはずです。
どうしても疲れて無理なら路線バスがあります。
もう1つは、一瞬とはいえ車道からここ丸見えです。
だから、大っぴらに動き回らないでほしいです。
(目の前の洞門は目隠し板があるので問題ないです。)
自分はなるべく目立たないように入ってましたし、壺湯⇔露天の行き来も結構気を使いました。
岩で上手く隠れられる所もあります。
それでもパトカーが通った時は、「もしかして通報された?」とドキッとしました。
まあ、ただの定期パトロールのようでしたが。
ここ、自分のお気に入り野湯の中でいきなり上位に食い込んできました。
それくらい、良き所。

誰が名付けたか、”たこ焼き温泉”。
またいずれ再訪です。
2回目 https://minkara.carview.co.jp/userid/744215/blog/47208253/
2.5回目 https://minkara.carview.co.jp/userid/744215/blog/47250816/
3回目 https://minkara.carview.co.jp/userid/744215/blog/4757766
5回目 https://minkara.carview.co.jp/userid/744215/blog/48073707/
この後、もう1つ寄り道しました。
長くなったので、それは次のブログで。
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Posted at
2023/07/31 11:21:59