では、ザック背負って港へ向けて出発です。
食料が減った分いくらか軽くなったかな。
青宝トンネル旧道への入り口発見。
時間はあるんですが、ザックをどうにかしないといけないし、藪が凄そうだし・・で、こっちはスルーしました。
興味があるのは、港側の方ですし・・
青宝トンネルへ。
長さは約500m。
日中はダンプが頻繁に通るので怖いです。
三宝港へ戻ってきました。
このトンネルから海に突っ込みそうな風景、なんか好きです。
それでは、またお待たせしました。
青宝トンネル旧道の港側散策です。
トンネル脇からいきなり始まります。
何この勾配・・
どうやら暗峠に匹敵する勾配だとか。
もしかしたら、暗峠よりこっちの方が車の運転の難易度高いのでは?
(暗峠は通った事ないのでわかりませんが・・)
ここの上りをMT・下りをATで運転できる自信ある人いますか?
実際に歩いてみた自分は、絶対運転したくないです!(笑)
あと、自分勘違いしてました。
ここ、廃道でも旧道でもありません。現役の都道です。
ただ、この先が大崩落してるので一時的に通行止めにしてるだけです。
崩落が修復されれば、通行止め解除になるはずです。(たぶん)
その証拠になるのかな・・
ガードレールの一部が新しくなってました。
廃道部分は、
分岐があって、この先。
崩落した、残所越です。
跡形もありません。
分岐から廃道ではない都道の方を、もうちょっと上ってみます。
落石!!
この上、巨大岩盤あります。
上から見て思いました。
限りある場所に道路を詰め込んだ・・
ホントにそうだなと。
この路面滑らない?
三宝港がずいぶん下に・・
この辺は廃道っぽいけど・・
ここが大崩落箇所。
崩落したのは2001年?
工事関係者に見つかると怒られそうなので、柵は越えずここらで撤退です。
次は、三宝港散策。
こっちは旧桟橋と、もう使われていない船揚場。
空中にあるのは、架空索道。
海がすぐ荒れてしまうので、船を桟橋に係留しておく事ができません。
そのため、船は陸に揚げておく必要があります。
こんな風に。
船を陸揚げしてるとこを見たかったんですが、それは叶わず。
下にある建物は、旧待合所。
そっちへ行ってみます。
台風の高波被害を受け、廃墟です。
新待合所はもう少し高い所にあります。
旧待合所の屋上。
なんとここ、無料の温泉施設だったとか・・
調べたら、旧待合所が使われていた時までは入れたらしいです。それがいつかは不明。
全然知らなかった・・・
青ヶ島の地質は崩れやすいので、コンクリで固めてもこんな風に崩れてしまいます。
都道の崩落工事が終わるのはいつになるのかな?
で、12時に乗船手続き。
12:15まで、手続き時間は本当に15分しかないので、ここ要注意です。
そして、八丈島行きのあおがしま丸に乗船。
16:30頃だったかな・・
八丈島底土港へ着。
飛行機なら最終便で帰れます。
船は翌朝にならないと乗り継ぎできませんので、ここで一泊です。
誰かしらいると思ったら誰もいない底土野営場にテント張って・・
予備食が余ってたけど、最後くらいは島寿司食べたいので、八丈ストアへ買い出し。
さて、青ヶ島旅を無事に終えて・・
出発前は不安ばかりでしたが、順調に行って帰ってこれました。
旅が終わってからも船の就欠航を気にして調べてましたが、往路で乗船した28日以降、しばらく連続就航でした。(2~3回条件付がありましたが、いずれも接岸)
つまり、1週間以内のずれならいつでも順調でした。まあ、結果論だけど。
でもこの読み、次の旅に活かせるかと思います。
というのも、青ヶ島は一生に一度行けば良いかなと思いましたが、もしかしたらいつか2回目があるかも・・だからです。
この島、ハマる人はハマります。
本土にはないものが青ヶ島にはある、そんなとこが魅力かな・・
もしかしたら青ヶ島、自分が行った所の中では秘境度暫定1位かもです。
(ちなみに、ここと同等か越える秘境度のある所は、トカラ列島?)
家に帰るまでが旅なので、本当の最終日(明日)へもうちょっと続きます。
青ヶ島3日目。
『コケコッコー』
また鶏が鳴き始めて目が覚めました。
もしかして・・と時計を見ると、
「やっぱり3時じゃねーか!」
でも、鶏に助けられました。
1つ心残りな事があったんです。
それは、星空を見れない事。
二晩続けて雨だったので見る事なく帰るんだろうなと思ってたら、最後の最後でチャンス到来。
テントの外へ出ると、昨夜降ってた雨はすっかりやんで急速に回復。
青ヶ島の星空、めっちゃ奇麗でした。
(残念ですが、写真はありません。)
星空見てたら、すっかり目が覚めてしまいました。
朝食はまだ早いけど、腹減ったな・・
「そうだ、今あれやるか・・」
と、真っ暗な中サウナ方面へ。
サウナそばにある、ひんぎゃの地熱を利用した蒸し器です。
これでおやつを作ります。
じゃがいも1個だけど。
もっと色々持って行きたかったけど、なにせ重たくて・・
まあ、地熱釜がどんなものか試してみます。
蓋をしてバルブを縦にします。
すると、ゴォーと蒸気が出てきます。
夜明け前は肌寒いので、サウナの方で待ちます。
サウナの自販機は24時間使えます。
光ってるのは村内専用電話。
屋内は地熱のおかげで天然の暖房のようでした。
そして、待つ事30分。
ふかし芋の出来上がり。
この地熱釜を上手く使いこなせばキャンプ用コンロはいらないって言われてるけど、確かにそうかも・・
そして夜が明け・・
3日目にしてようやく快晴です。
今日は12時に乗船手続きすれば良いので、まずは朝の散歩でキャンプ場周辺のまだ見てない所から。
島庁跡。
昔(江戸時代)は、カルデラ内が島の中心だったようです。
敷地内にはなぜかブランコが・・
この先にも山道が続いてるようですが、やめときます。
ちなみに、観光客だけで行ってはいけない名所があります。
過去、観光客だけで行って遭難して、騒動になった事があるからです。
行き止まりにあった、この人工ため池は何?
キャンプ場に戻り、撤収です。
2日間の雨でびっしょりなので、乾かして。
あと、徒歩だろうと自転車だろうとゴミは持ち帰りです。
書き忘れてたけど、ここのキャンプ場小アリが多かったです。テント閉めきったはずなのに入ってて、気付いたら体を這ってたり・・
只今の時刻は9時。
まだ早いけど、これから港周辺の散策があるのでキャンプ場を後にします。
港周辺にはあの衝撃の道路がありますが・・・
長くなったので次回にします。
次もまた廃道(旧道)歩きです。
車は通れませんが、徒歩・自転車なら大丈夫です。
ただし・・
こんな所も。
苔がびっしり。
いかにも滑りそうと思いましたが、これはそうでもなかったです。
トンネルができる前は当然ここがメイン道路。
狭くて急な九十九折に驚きです。
そして、現道と合流。
青ヶ島のオオタニワタリ。
キャンプ場へ戻り、近くにある東屋で1時間ほど休憩。
ここまで大して降らないどころか、少し晴れてきました。
(降る降る言って晴れたりして・・の予想当たった!)
でもこのまま降らないわけなく1~2時間後には本降りを予想して、それまでに残りを散策する事に。
丸山の遊歩道を一周(内輪山のお鉢巡り)です。
さっき歩いた流し坂の九十九折が見えます。
御富士様。ここは参拝。
一周は約30分。
今日の散策はこれで終わりにして、キャンプ場へ。
戻ると、予報通り本降り。
大凸部は行ってももう何も見えなさそうです。
そしてこの後、今日来る予定のキャンパー1人は、なんと外人さんでした。
炊事場に全荷物放り出してどこ行ったかと思ったら、テントがツエルトタイプの強者でした。
夕方またサウナ行って、昨日の傘のお礼して、夕飯食べて、あとは寝るだけ。
青ヶ島3日目(最終日)へ、まだまだ続きます。
突然ですが、1993年頃の心霊番組で青ヶ島が取り上げられていた事を覚えてる人はいますか?
自分の記憶が正しければ、司会はとんねるず・霊能者は宜保さん。
その番組では・・
『この鳥居の向こうは強い霊がいてこれ以上行けません。これは日本のどこかにあります。』と言っていたのをはっきり覚えています。
なぜ覚えてるのかは、当時の自分はこれから日本全国旅しようとしてた時で、神社の境内も野宿地の候補として考えていたからです。
「そんな神社で野宿したくない、どこだか気になる・・」と思いましたが、当時の情報収集力では結局わからず。
そして時は流れて、ネットで青ヶ島の事を調べ始めたら、昔の記憶が蘇ってきました。
「そうか、青ヶ島だったのか・・本土じゃなくて離島とは・・・」と。
そして、どうして不気味に思えるのかもわかりました。
祀られているのが殺人鬼だからです。
(失恋の腹いせに島民7人殺害し、その後入水自殺)
要は、祟り神です。
しかし、ネットでさらに調べると、心霊スポットとされているのは大里神社の方らしいです。
鳥居の雰囲気がどちらも似てるので、記憶違いか?
まあ、”触らぬ神に祟りなし”ということで、この2つの神社だけは近寄らないでおきました。
信じる・信じないは、ご自由に。
さて、また旅レポに戻ります。
大凸部の後は、都道236号を行ける所まで。
ここも以前大崩落したようです。
途中、工事関係者が通って、
『この先通行止めだよ。』
「この先どうなってるのか、行けるとこまで・・」
『現場内には入らないでね。』
「はい。」
というやり取りをしたので‥
ここでUターンして、集落方面へ戻ります。
青ヶ島には居酒屋が2軒あり、そのうちの1軒。
ちなみに、これ以外に外食(昼食等)できるとこはないので、民宿泊は3食付きが基本です。
郵便局
商店
自分は利用しませんでしたが、結構品揃えは良いらしいです。
とはいえ、船欠航が続けば物資は不足するはず。
この島に限っては、観光客が本土のコンビニ感覚で買うのはちょっとどうかなと思いましたので、滞在分と万一出られなくなった時の予備食を合わせた全食を自分で用意していきました。
ただ、自販機はいくつかあるので数本買いましたが・・
小中学校
還住の碑
青ヶ島の歴史に興味がある人は調べてみてください。
さて、廃道好きな人が多いようですので、お待たせしました。
次は、大千代港です。
ここからは、あのサイトを閲覧済みなのを前提に書き進めます。
大千代港へ向かう車道の行き止まりまで来ました。
柵の向こうもアスファルトが続いてるので、もうちょっと行ってみます。
3年前と比べると、ガードレールが朽ち果てて廃化が進んでました。
大千代港が見えます。
大千代港アップ。
時々波が桟橋にかかってました。
階段村道?を下りてみます。
ホントに急です。
もうちょと下りられるけど、ここまでにしました。
というのも、さっき雨が10分くらい降りました。
今やんでるけどその代わり風速10~15mくらいの風が吹き始めました。
さすがに、ここで強風は生きた心地しません。
だって・・
ここにいるんだから・・
大崩落したもう1つの道。
車道ルートの探索はここまで。
えっ?
『第2ルートで大千代港まで下りたんだろ?』って・・
まあ、第2ルートはすぐ見つかりました。
ここです。
結論から言うと、行かなかったというか行けなかったというか・・
出発前にもう一度、あのレポと掲示板を読み直しました。
そしたら、第2ルートの階段の一部が撤去済みだとか・・
しかも、あれから3年経ちさらに荒れてるようで・・
個人的推測ですが、大千代港まで下りられる事が多くの人に知られました。
二番煎じ・三番煎じが現れるようになり、危機感抱いた行政が撤去したのではないかと思います。
さっきも書いたように、強風。
雨降って濡れてるし、下手したら滑落死するので、ここの探索はこれで終わりです。
続く・・
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