2日目。
『ゴゴゴ・・ガガガ・・』
という騒音で目が覚めました。
時刻は2:50。
「何?」と外へ出ると、除雪作業が始まってました。
こんな時間からご苦労様です。
目覚ましを3:30にセットしてたので、少し早いけど起きるとします。
気温は-1℃で、予想してた程の寒さではないです。
雪は、日付が変わる頃に止んだようです。
沢渡から上高地へはどうするか?
10年前、沢渡(茶嵐)~河童橋徒歩往復してますが、さすがに冬期でそれをする気はありません。
じゃあバス?
最初それ考えたんですが、始発が9時。
9時台から歩き始めたら遅いし、帰りの乗車時刻も気にしないといけないので却下。
もう1ついい方法がある事を最近知りました。
それが、これ。
坂巻温泉の駐車場を利用する事。(1000円/日)
上高地閉山期は5時~・開山期は6時~利用できます。
休館日は利用できないようですが、冬季の一時休業ではなんと無料開放してくれるそうです。
(当初の2月上旬はその休業期間中で、利用予定でした。)
フロントで手続きして、ゲートを開けてもらいます。
ちなみにここ、駐車場だけ雪がありません。
除雪されたのではなく、おそらく温泉の熱の影響で無いと思われます。
6:15
坂巻温泉から歩き始めます。
赤怒谷
帰りに時間あれば寄ります。
ここは・・
帰りにもちろん寄ります。
6:45
中の湯ゲート・釜トン到着。
冬季はバス・タクシー入れません。
中の施設も全て休業中、なので・・
例え河童橋まででも、登山届要提出です。
あと当然ですが、冬は自転車も不可です。
釜トンの次は、
上高地トンネル。
2つとも照明点いてて、ヘッドランプは不要でした。
2つのトンネルを越えると、本格スノートレッキングの始まり。
しばらく最初は車道ですが・・
最初の見所、大正池。
大正池ホテルの所から遊歩道を進みます。
トイレは、通常期と異なり冬期トイレ(4ヶ所)があります。
(釜トン入口の仮設も含めて計5ヶ所)
トイレ休憩ついでに、
ここからチェーンスパイクを装着します。
ここでちょっと装備の話。
雪山・冬山の経験は一切無いので、冬の上高地へ行くにあたり装備の準備から始めました。
20代の頃、真冬でもバイクツーリング(積雪未舗装路走行も経験あり)してたので、当初はその装備の流用を考えました。
しかし色々問題が・・
まずはゴアジャケット、バイク用なのでそれなりの風圧に耐えられるよう丈夫なんですが、フードが無い。
ゴアオーバーパンツは、どこに仕舞い込んだのか?それともボロで捨てたのか・・?行方不明。
靴は、普段からゴアトレッキングシューズを履いてますが、3シーズン用なのでたぶんダメ。バイクで履いてたのは軍用ゴアブーツですが、25年前の製品でソールが怪しい・・
という事で、この3点は急遽揃えました。
ゴア製品は高額なので、未使用品や程度良の割安中古をネットで探して。
準備不足だったというのはこの事です。
結局流用できたのは手袋くらい。
あと持ってなくて絶対必須と思い用意してたのが、このチェーンスパイクとニット帽・ネックウォーマー等。
迷ったのがスノーシュー、いわゆるかんじき。
あったら面白さ倍増・無くても困らないという意見を参考に、今回は無しにしました。
持ってないから買わなきゃいけないし、荷物増えるのが嫌なので・・
大正池と焼岳
遊歩道の橋
積雪で欄干が低くなり、怖いです。
田代池
凍った沢
この色は温泉成分?
梓川河原
降雪直後の踏み跡無い雪景色、こういうの見たかったんです。
もしかして今日の上高地入り一番乗り?と思いましたが、ここに来るまで新しい踏み跡があったので違うみたいです・・
梓川は、
透き通っていて綺麗。
田代橋
ここで、右岸・左岸分かれます。
橋は渡らず、左岸で。
しばらく歩くと、
一部工事で通行止め、車道へ迂回します。
平日なので、河川工事や除雪作業関係者もいます。
夏は大賑わいの上高地バスターミナルも・・
冬は静まり返ってます。
そして、9:30頃だったか・・
河童橋到着、絶景です!
(残念だったのは既に2人組がいて、やはり一番乗りではなかった事。)
ここで温かいもの食べましょう。
普段の日帰り登山では、行動食だけで済ませてしまいコンロ等持って行きません。
今回は寒いのでさすがに持ってきました。
定番のカップ麺ですが、美味すぎる!
もう少し進んで、
キャンプ場の下見。
冬キャンプは伊豆諸島でしか経験ないけど、雪中キャンプは厳しい?
-20℃までの寝袋は持ってますが・・
10:15
ライブカメラに手振って帰ります。
ちなみにカメラがあるのは、
この”五千尺ホテル”。
河童橋からは右岸で。
ウエストン碑
このウエストン碑辺りから路線バス入山者とすれ違うようになりました。
この日の入山者は計20人くらい?
チェーンスパイクは、
トンネル部はもう不要、外します。
スノーシュー履いてた人・何も着けない人色々いたけど、この簡易チェーンスパイクくらいはあった方が良いです。1000円で買えるので。
もしもっと厳冬期の2回目があったら、その時はスノーシュー用意しようかな。
山の天気は、
やはり変わりやすい、雪降ってきました。
で、12:30
無事、中の湯ゲートまで戻ってきました。
釜トン周辺の散策。
旧釜トン
卜伝の湯
現在、内部崩落で入れません。
釜トン前のカーブ
どこかに源泉ないかと見回しましたが、無さそうです。
それでは、もう1つのお楽しみ。
約半年ぶり、今回で3回目になるあそこへ。
信じられない変化があり、書く事いっぱい。
長くなったので、次のブログで。
Posted at 2024/03/03 07:34:47 | |
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