
9日目。
3時起床。
霧雨が降っていて、今朝は涼しいを通り越して肌寒いくらいです。
起きるのがまたいくらなんでも早すぎですが、もうワクワク感で目が覚めてしまいます。
今日は今旅一番の目的地で、東日本離島巡りの最終章でもある利尻・礼文島です。
あともう1つ、”30年前の旅の続き”という想いもあります。
ちょうど30年前の徒歩日本縦断達成後は、北海道を自転車で1ヶ月旅できるというオマケができました。
どこ行こうか迷ってると、『利尻・礼文は行った方が良い』と多くの人に言われましたが、資金不足で断念してしまいました。
そんな経緯があるので、この2島はちょっと特別です。
車は、道の駅稚内の隣にある未舗装駐車場に止められます。

付近の街中の公園にも当たり前のように鹿がいました。
自転車で稚内フェリーターミナルへ。
フェリーターミナルでこんなの見かけたけど・・

稚内とガンダムって、何か関係あるの?
7:15

まずは、利尻島から行きます。
ここで、乗船がなぜか一番最後になってしまい、自分のスペースを確保できず終始船内をウロウロ。
普通は、自転車→バイク→大型車→小型車の順で乗船ですが、ここではバイク→大型車→小型車→自転車でした。
しかも見てて、なんか効率悪い入れ方。
しかし車両甲板見て、それも仕方ないかなと思いました。
激狭です。
車両はギチギチに詰められ、人はカニ歩きじゃないと移動できない程でした。
利尻島が見えてきたけど、

山頂は雲かかってる・・
そして、9:00

鴛泊(おしどまり)港に到着。
港から左回りで行きます。
すると、いきなり見所。

ペシ岬

乗ってきた船は、礼文島へ向かいました。
ちょっと移動して、また見所。

夕日ヶ丘展望台
またまた見所。

富士野園地展望台
寄り道ばかりで全然進みません。
自転車道があります。

自分は車道の方が好きなので、あまり利用しませんでしたが。
雲かかっていた利尻山がようやく・・

姿をあらわしました。
!?

ミルピスって、何?
なんとなく予想できるけど、せっかくなので寄ってみます。

ミルピスとは、ミルクとカルピスと乳酸菌飲料を足して割ったような飲料でした。
利尻島は、温泉施設が3つあります。
全部は無理なので、どれか1つ入ります。
1つは、沓形にある”利尻ふれあい温泉”。

ここ候補だったんですが、現在10時で入れるのは12時から。
2時間待ちか・・迷ったけどスルーしました。
もう1つのフェリーターミナル、

沓形港。
また見所がいくつか。

人面岩
どこが人の顔に見えるかよくわかりませんが・・
寝熊の岩

これは角度によってそれっぽく見えます。
北のいつくしま弁天宮
仙法志御崎公園

アザラシがいるらしいですが・・
オタトマリ沼

この景色には感動しました。
日本じゃなくて、スイスみたい。
たまにはソフトクリームでも食べますか。

ピンクはハマナスです。
さっきのオタトマリ沼と似たような景色ですが、

沼浦展望台(白い恋人の丘)。
北海道銘菓”白い恋人”のパッケージの景色です。
で、今日の寝床は、

沼浦キャンプ場。
利尻島は現在キャンプ場5ヶ所ありますが、ここだけ唯一無料です。
鴛泊まであと20kmで一日で一周できちゃいそうですが、今日はここまでにしてテント設営して身軽になって温泉行きます。
温泉はキャンプ場から2kmの所にあります。

北のしーま
泉質は、ナトリウム塩化物炭酸水素塩温泉。
ここだけ他所からの運び湯らしいですが充分です。
キャンプ場戻って、くつろぎタイム。
幸い雨も降らず良い天気ですが、北海道といっても太陽出ると日差しが強いです。
(風は少し冷たいけど)
そのせいで痛いくらい日焼けしてしまいました。
地元の仕事では日焼け対策してたのに意味無しです。
日影でくつろいでると、地元の人が来て・・
『ルイガノの蝶ハンドルなんて珍しいの乗ってるね』と話しかけられました。
「知ってるんですか?」と聞くと、
『自転車趣味だから』とのこと。
利尻島にこの自転車の事知ってる人がいてびっくりです。
この後しばし自転車談義。
共通してたのは、ツーリング用自転車が減ってしまった事への嘆き。
この時、この自転車買って正解だったなと思いました。
日が暮れ涼しくなってきたとこで夕飯。

他には、車中泊1組・家族キャンプ1組、暗くなってからチャリダーもう1人来ました。
自分はもう疲れてて寝ます、明朝声かけてみるか・・
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Posted at
2024/08/31 15:11:05