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大キレット
槍ヶ岳と北穂高岳を結ぶ縦走路
毎年、死者と負傷者が出る。
ここはとりあえず日本の縦走路の中では難所です。
連れてってと言われても力量の無い方は×です。
表銀座コースと言われてる、燕岳から槍ヶ岳への
コースならいいんですが。
今日、正丸まで行ったブログを書いている時に、
朝見たテレビの話題を書く時にYoutubeで動画を
探していたら気になる動画を見てしまった。
大キレット中の難所の飛騨泣きと言われている部分の動画です。
(Youtubeに投稿した以上、色々な意見がある事をご容赦してね、投稿者の方)
まず、短い動画なので見てください。
方向は槍ヶ岳から北穂高に向かうところです。
大キレット、飛騨泣き
何を感じられましたでしょうか?
・登ってこられる方は女性の方、足元がおぼつかない。
・すでに、或る程度の疲労をしていて、余力は十分ではありません。
・岩稜帯の歩行に全く慣れていない。
・ザックのパッキングが不慣れと同時に、体力に見合う重量を越えている。
・手の感覚を阻害する手袋(クライミング・グローブか?)着用。
・つばの広い帽子を被っている、これじゃコースを視認するのに障害です。
・これから登るルートを全く見ない、これは見る余裕を失っているからと思います。
そして、時と場合によりますが、こ条件での最大の間違いは、
・リーダーが先で待っている。
事です。
すぐそばに付いて、補助すべきです。
でも、しっかりと訓練した方が言いと思うのですがね、、、
録音されているお声からだと、高齢とまではゆかなくとも、若いとは言えないご年齢と思います。
ここはエスケープルートがありません、行くか引くかの判断が出来なければ踏み入るべきでは
無いと思いますよ。
そして、下の動画。
長谷川ピークと言われるところにあるナイフリッジという両側が切れ落ちている場所。
(わてらの頃は長谷川ピークなんて名前は無かった)
大キレットのナイフリッジ
何やら、ワアワアうるさいやつだ、あんたも十分に遭難予備軍。
足元のプレート、不要だと。「楽しみが半減する」だと。そのえらそうな言い方ななんだ。
確かに、私らの頃にな無かった。
でもね、気象はさまざま、登山者もさまざま。
特に登山者はコース入り口で技量による選別が出来ないんですよ。
で、あのステップが必要になる訳。小屋の方々の苦労の結果。
あんた、小屋の方々のコース整備のご苦労わかってるんかい!
雪解けと同時にコース整備、そしてシーズン中の保守。
事故があれば小屋の仕事ほっぽりだして手弁当で救助活動。
全部ボランティアじゃい。
昔、リポビタンDのコマーシャルで、登山コースに設置されている鎖が切れるというのがありました。
ふざけるんじゃない、小屋の方々はそんな事してません。失礼にも程が或る。
※追伸
大キレットの連続写真ありました。
大キレット越え!(前半)
大キレット越え!(後半)
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山とスキーだね | 日記
Posted at
2011/05/15 21:07:27