戊辰戦争の局地戦だった長州藩と会津藩が戦った会津戦争。そして戊辰戦争で伊達政宗は敗れ、局地戦だった会津戦争では会津藩が敗れた。白虎隊、「八重の桜」で描かれていましたよね。
その伊達政宗は1613年に慶長遣欧使節をスペイン・ローマに向けて派遣した。そして長州藩、1863年にイギリスに向けて5人の若者を派遣した。片や日本人が初めてヨーロッパの地を踏み貿易の基を作り、片や日本の近代化の基となりましたよね。
長州藩が5000両(今の貨幣価値で大雑把に5億円)もの経費を支出してイギリスに送り出した五人。後に工業の父と言われ、製鉄所と造船所を整備し、工業を興す為に必要な工学教育を行う為に後の東京大学工学部を作った山尾庸三。
山尾庸三はイギリス留学中に、指だけで話をする人達に気付いた。彼はこの時に手話を知りましたよね。帰国後、聾唖であっても教育により彼らの能力を引き出せ、彼らの自立を促すことが出来ると聾教育の必要性を説き、聾学校の基を作りましたよね。
そうして始まった日本の聾教育(
現在は統合教育へ)、朝鮮統合そして台湾の日本統治、朝鮮や台湾には普通教育は行き届いていなかった、ましてや聾教育など皆無に近かった。日本は朝鮮と台湾に日本の聾教育を持ち込んだ。
以前犬HKが『ろうを生きる 難聴を生きる「検証・韓国手話」〜』で韓国手話を紹介していた。「今、韓国手話が人気です」と言い、「同一もしくは似ているが50%以上になっているのは何らかの影響が考えられます」と研究者に話させていた。日本が持ち込んだ手話だから似ていて当たり前。ほとんどの教師は日本人でしたよ犬HKさん。
動画の中で「韓国の手話と日本の手話が同じとは言い難い状況にあります」と韓国手話講師の言葉があったけど、日本人の聾者が韓国に行って手話を使ったら通常会話では全く困らなかったとブログに書かれていた。ま、韓国としては日帝残滓だから薄めた話をしたいのかな。
検証・韓国手話〜似ている? 似ていない? その実像に迫る〜
日本の手話と台湾手話
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そして肝心の中央日報の記事。
<平昌五輪>平昌開会式で手話通訳なし…障害者差別「人権委に陳情」
・・・引用ここから
9日に開かれた2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開会式で聴覚障害者観客に向けた電光掲示板の手話通訳を提供せず、障害者を差別したという指摘が提起された。
19日、市民団体「障害の壁を崩す人々」は「平昌五輪開会式に手話通訳を提供しなかった大会組織委員会とこれを管理・監督しなかった文化体育観光部・保健福祉部を『差別行為』で国家人権委員会に陳情する」と明らかにした。
障害の壁を崩す人々によると、チョンさんなど聴覚障害者5人は開会式に参加したが、手話通訳がなかったため、アナウンサーの声やバックミュージックなどの意味が分からなかった
・・・引用ここまで
手話を持ち込んで申し訳ありませんでした。
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映画「長州ファイブ -CHOSYU Five-
海外の反応「現代人にはない品格がある」 幕末の志士達とその素晴らしい功績とは... 長州ファイブ
↑2022/1/20、アンカーが変更になったので修正。
男子フィギュアで金銀銅を受賞した羽生・宇野そしてスペイン人のフェルナンデス氏。今年スペインとは日西外交樹立150周年。約400年前、スペインに残り日本に帰国しなかった慶長遣欧使節の人達の子孫と言われるハポン姓の方々がいる。そんな日本とスペインの選手が。
スペインには慶長遣欧使節の常長の銅像が立ち、長州五傑が学んだロンドン大学には長州五傑の記念碑が立つ。
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ソチの時に話題になったスマイルジャパン。
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2018/02/21 20:28:16