
←一代目のUK。
二代目のUKはエアコンがアウトで泣く泣く断念。
雨のあとの苗場で撮ったこの写真は一番のお気に入り。
316tiに乗り換えてから早一か月近く。
316tiで体が覚えている煩雑に通った道を辿ってみた。
ブログには書かなかったけど箱根も走った。
専門家じゃないんで、忘れないように気づいたままを
自分の参考用にと思う。
まだ乗り換えてから一か月なんで色々とご容赦を。
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316tiに乗り換えて一番初めに感じたのはしなやかさ、衝撃は伝えるけど角が丸い感覚。
そして路面のうねりを正確に伝える、しかしこの事が長距離だと疲労感を感じさせる。
FHP11の場合は細かいうねりはいなし、大き目のうねりは揺り返しも無く吸収する。
路面の状況を伝えるという事だと316tiに軍配があがると思うけど、一般道を長距離走る
という走行だとFHP11に軍配を上げざるを得ないのかな。
乗り換えた316tiの初年度登録は2002年9月なんで足回りの自然劣化もあるのかな?
316ti、標準装着されているタイヤサイズは195/65R15だけど、この316tiに装着されていた
サイズは225/45R17、これも上記現象の一因なのかな。
もう少し乗ってからホイールはこのままでタイヤだけでも変えてみようと思っている。
坂道、こればっかりはエンジン出力が違うんでしょうがない、上信越道の碓井軽井沢ICに
向かう登り、FHP11だと痛痒を感じないけど316tiはがんばれって励ましてしまう。
ゆったりと走りたい事が目的でこの車にしたんで、この点の不満は全く無い。
ステアリングの重さ、これは両車同等。慣れの問題もあると思うけど、グリップの状態は
FHP11の方が手のひらに伝えてくれる、316tiはやや希薄。例えば箱根の旧1国の急なクネクネ
道、曲がる時にフッとグリップの抜けを感じさせてくれるのがFHP11。(FFとFRの差?)
FHP11、標準装着の
モンローのセンサトラックの効用なんだろうか?
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コーナリング。
通常の交差点を曲がる程度の走行では気になりませんが、ちょっときつめのコーナーを
曲がる時に今までの慣れにない感覚がある。多分FFとFRの差なんでしょうが・・・
自動車工学編集委員会編集の「
自動車工学」にFFとFRのヨーレートの変化データがあった。
これが慣れない感覚の原因なんだろうか?
一般車両の運転席は当然だけど車両のゼロGの位置には無い、だから左右の回転で感覚が
違うんだろうけど(ロールも含めて)。もう少し乗って確認要かな。
一寸話が外れるけどカーステの設計にほんのすこしかかわってた事がある。
クライアントたる車両メーカーから渡されるデータ(3D)の原点は上記のゼロGが原点。
そこからコンソールの原点が作られそれを基準にして設計が進められる。
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燃費とガソリン。
一代目のFHP11は当初ハイオクを使用、確か3万キロあたりからレギュラーにした。
素人には満タン法でしかないんで結果は双方とも約14.3Km/Lで何故だか変わらなかった。
316tiは暫定で12Km/L。(←一寸大雑把なんでもう少し乗り慣れてから再度)
※↑この燃費は町乗りでは無くて高速主体の走行時。
FHP11のエンジンSR20DEはプレミアムガソリン指定、ディーラーのサービスマンにレギュラー
でも問題ないと聞いたのでそれ以来二代目も当初からレギュラー。ちなみに二代目にした時に
ヘッドカバーが汚れていたので無料で一代目のヘッドカバーを移植してくれた。
自分の目では見ていないけど、ヘッドカバーを移植した時に一代目と走行10,000Kmの二代目
のエンジン内部にデポジット(スラッジ)は全く無く、一代目は二代目と全く同じきれいさ
と言っていた。ハイオクの清浄剤ってなんなんでしょうね。
一代目の各回の定期点検・車検の時に見える範囲でと言ってディーラーにエンジン内部の
デポジットについてみてもらっていたけど、いつも「きれいで問題ありません」との回答
でした。
一代目の場合、走行距離的には町乗りよりも高速走行の方が多く、例えば関越あたりだと
第三通行帯をチョコチョコ走ってましたけどエンジンを高回転で回していた事が原因なんで
しょうかね。
316tiのガソリン指定は「無鉛プレミアムガソリン」、レギュラーの可否がネット上で議論
されていますけど「BMWはプレミアムガソリン」で結論されているようですね。
レギュラーを使った事でエンジントラブルになった事例は見た限りではありませんでしたが。
316tiの取説には「ハイオク」と記載されれいますが、エンジン緒元を探してみました。
316tiのエンジン「N42B18A」、「
Der BMW Vierzylinder Otto-Motor mit VALVETRONIC. 」
バルブトロニックのプレス資料、N42B18Aの緒元記載ページには下記の記載が。
Kraftstoff
ROZ 87–99;Klopfregelung
ネットにあった
他のデータには。
Treibstoff Benzin ROZ 91-98
そしてヨーロッパのスタンドのオクタン価区分け
Benzin Bleifrei 91 ←ほとんど流通していないそうです。
Super Bleifrei 95 ←これをレギュラーと想定しているそうです。
Super Plus 98
BMW自身が公表している「N42B18A」の設計上のオクタン価からすると日本のオクタン価
区分けのレギュラーガソリンはオクタン価が適合していると判断できますよね。
現在のJIS規格だとレギュラーは89.0以上、ハイオクは96.0以上となっている。
コスモ石油
レギュラーガソリンは90.0以上
ハイオクガソリン「スーパーマグナム」は99.5以上
出光興産
レギュラーガソリン(出光ゼアス)は90オクタン程度です。
出光のハイオクガソリン(出光スーパーゼアス)は100オクタン
ENEOS
ENEOSレギュラーガソリンは約90です。
ENEOS ヴィーゴのオクタン価はリサーチ法で約100
エッソ・モービル石油
シナジーレギュラー(レギュラーガソリン)
走行性、経済性ともに優れた標準ガソリンです。オクタン価90。
当たり前だけど「N42B18A」にはノックセンサーが装着されている。
だからBMWの資料にある「オクタン価87–99」だと日本のレギュラーガソリンは適合範囲となる。
でも何故ハイオク指定なんでしょうね?
清浄剤云々という事だったらFHP11の時にレギュラーガソリンを使い続けてもデポジットは
無かったという事実から(途中経過を含めて)少々納得できない。
エンジンオイル消費が多い(燃焼)という事もあるようなので、それに清浄剤が必要?????
FHP11のSR20DEの場合、エンジンオイルの気になる消費はありませんでした。当初は気にして
ちょくちょくゲージを見ていましたが、5,000Km程度では全く下がらないので途中からゲージを
見ることはやめてしましました。
なにやらアメリカでデポジットが問題になった経緯があるらしく、それがハイオク指定に一因
なんですかね。
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以上、途中経過という事で。
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Making_of_an_BMW E46
How a BMW Cars Is Made
↑途中1:40あたり、レクサスが参考にしたという接着剤の塗布工程なのかな。
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nissan UK Sunderland Factory P11 PRIMERA BTCC
One millionth Qashqai Buit at Nissan UK