ウクライナメディアは6日、南部オデッサ沖の黒海海域で、ロシア海軍のフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」に、ウクライナ軍の新型対艦巡航ミサイル「ネプチューン」が命中し、炎上したと伝えた。沈没した可能性もある。4月にロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を沈没させたのに続く、ウクライナ軍の大戦果といえる。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日の独ソ戦戦勝記念日で何を語るのか。
アドミラル・マカロフは、ロシア黒海艦隊の所属で、2017年に就役した新型艦だ。世界各国の軍事情報を収録するジェーン年鑑によると、基準排水量3620トンで、乗組員190人という。オデッサの地元メディアによると、炎上した同艦の上空をロシア軍機が旋回し、ロシアが14年に併合した南部クリミア半島から救助船が向かったという。ウクライナ軍のネプチューンが命中したとされるロシア艦は、モスクワに続き2隻目だ。モスクワは1983年の就役だが、2017年に就役したアドミラル・マカロフまで沈没すれば、ネプチューンの高い威力を裏付けることにもなる。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「アドミラル・マカロフにも、最新の対空兵器を搭載していたとみられる。ロシア当局は否定しているが、ネプチューンがロシア艦に打撃を与えている可能性は高い。最大射程は300キロとみられ、ロシア軍のオデッサ攻略を阻むうえで、高い効果を発揮している」と解説する。
米NBCなどによると、モスクワへの攻撃の数時間前には米情報機関を通じて同艦の黒海上での位置情報がウクライナ側に提供されたという。一方、米国防総省のジョン・カービー報道官は5日夜の会見で、米国による情報提供を否定する声明を発表した。
ロシアも苦戦を自覚しているようだ。タス通信によると、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は6日、戦勝記念日での行事をウクライナ南東部マリウポリで実施することは不可能との見方を示し、9日までの完全制圧が困難であると認めた。
前出の世良氏は「マリウポリの『アゾフスタリ製鉄所』をめぐる攻防が続くなか、プーチン氏は、ウクライナ東部ルガンスク州とマリウポリの一部制圧を戦果とし、(これまでの特別軍事作戦ではなく)ウクライナへの〝戦争宣言(開戦)〟を表明する恐れがある」と分析した。
対艦ミサイル攻撃とは言っても飽和攻撃でもないだろう。よくまあ次から次とミサイル食らって沈没するものだ。モスクワが撃沈されたのだからそれなりに警戒はしているんだろうにどういうことなんだろう。ミサイルの射程外に出ているから安心しているんだろうか。それにしても間が抜けた話ではある。ロシア海軍はそう洗練されているわけでもないだろうが、それにしてもの世界ではある。まあロシア黒海艦隊など全部撃沈されてしまえ、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2022/05/07 18:48:29 | |
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