非常識な自転車乗り

今日は特に何もする事も無く…ってホントに何にもしてない訳じゃないですけど。

近所のスーパーまで車で買出しに行ったんですが…。
交差点を曲がったら渋滞していました。

この時期、R134など夏の湘南で渋滞する事は珍しくはありません。
しかし、場所は普通の市道です。そこを止まるでもなくノロノロと動く車列。
一体、何事だ？と思ったのですが、対向車線の車がいなくなってから、原因がわかりました。
車列の先頭をノロノロと走る自転車が塞いでいました。

一応、それなりに交通量が有る道なので、対向車がいなくなるタイミングで一台ずつ対向車線からその自転車を抜いていきます。
段々とその自転車に近付いて来て分かったのは、絵を描くキャンバスのような薄い板を入れたようなバッグを肩に掛けながら自転車を運転していました。それも短辺でも１ｍくらいありそうなデカイヤツでバランスが悪くフラフラしながら運転しているので危なっかしい事この上ないです。

「まったく、そんなバランスが悪い状態で自転車に乗るなよ」と思いつつ、私もその自転車を追い抜きに掛かりました。その時、その自転車が大きくバランスを崩し、こちらの方に寄ってきました。
ドキッとしましたが、接触せずに済みました。
「危ねぇなぁ…」ホント、迷惑な話です。

ところがそれで話は終わりませんでした。
私が自転車を追い抜いた先に信号機があり、すぐに停まる事になりました。
すると追い抜いた筈の自転車が追いついてきました。
その事自体も既にウザかったのですが、交差点の先頭の私の車のサイドウィンドウ越しから話しかけてきました。
「ねえ、お宅ちゃんと前見て運転してる？ 危ないんだけど」

ハァ？

危ないのはテメエの方だろっ！ と怒鳴りたいところをグッと堪えて「ちゃんと見てるよ」と言うと

「気をつけろよ」

と捨てゼリフを残して交差点を斜めに横断していきました。
その時、車道の信号も、歩行者用の信号も赤でした。

さすがにキレました。
思わず、コッチも信号無視して追いかけて行ってやりたかったですが、そうも行かなかったので
「赤だろうが、ボケッ！」
と叫ぶのが精一杯でした。

まったく迷惑な話です。