9/24 8日目(北海道内7日目)
34年ぶりのバイク北海道ツーリングも、道内最終日。
本日は富良野・美瑛をゆっくり気味に堪能して、帰路につきます。
朝6時起床、朝方の空はどんより。昨日の雨が残っていて、霧雨のような状態で路面も濡れています。
7時から朝食が取れるので、出発準備は進めておきました。
バイクにシートバッグを固定し、朝のホテルをパチリ。
朝一はまだ寝ている子供たちが多いのか、ホテル内の施設は空いていました。
7時に朝食会場(夕食と同じですが)に行くと、やはりまだ空いていました。
夜は指定席でしたが、朝は自由席。独り者は入口からすぐの端の席を陣取りました。夕食もファミリーと独り者やカップルなど静かに食べたい人たちのエリアを分けるともう少し落ち着いて食べられるのですが・・・。
朝、エネルギーをたっぷり蓄えて活動します。
8時半にホテルを出発。気温は13℃で少し寒い感じです。
富良野・美瑛は道内でも好きなスポットが多いため、当初の計画では天気の良し悪しを想定して初日に天気が良い場合と最終日に2回訪問することにしていましたが、初日は完全に雨だったため寄らずに北上した経緯にあります。
出発時はまだ霧のような感じで、走ると少し濡れる感じだったので、徐々に天気は回復する予報でしたが、雨支度をしました。
富良野市内を通って最初に向かったのは、青い池。
ここは初めての訪問でしたが、駐車場も整備されて完全に観光スポット。曇りの天気のためか、水は青というよりエメラルドグリーンでした。
何とか傘など必要ない天気で見学出来て良かったです。
次に向かったのは、四季彩の丘です。
路面はまだ濡れているところもありましたが、霧雨もほぼ上がりカッパは脱いで走行。
最短コースで向かったので、少し裏道的なルートを通ったのですが、北海道各地は酪農・農業が盛んで、道道・国道以外の道路では作業車両などが出入りして走行するので、泥や砂利、たまに肥料のような粉などが路面に溜まっていることがあります。
それも想定して運転はしているのですが、国道に出る手前でややキツメの下りの右コーナーに差し掛かった時に、肥料のような白い粉・砂利が少し浮いているような路面となって、リアが『ずりッ』と滑り、一瞬バランスが崩れて焦りました。
連続してすぐ先が道内の裏道でも珍しい位のさらにタイトな右コーナーになっていて、朝方まで降っていた雨で濡れた枯れ葉が路面右側にはみ出していたため、速度は30km/hrも出ていなかったのですが、もう少し突っ込み気味だったら、バランスを崩して左に膨らむ量が多くなり、枯れ葉を踏んで滑って転倒する可能性も・・・(汗。
北海道の緩いコーナーに慣れてしまった体に『喝』が入りました。
さて、四季彩の丘も初めて訪れる場所です。着く頃には少し雲が薄くなり、気温も上がって来ました。
色鮮やかな花が敷き詰められていて、インパクトのあるアートのような感じですね。
北海道はもう秋ですが、ひまわりも咲いていました。
結構広い敷地なので歩いて全部は回りませんでしたが、近くで見るより遠望で眺める方が良い感じかなと思いましたので、ざっくり見て回るだけでも満足出来ました。
次に向かったのはジェットコースターの道。
ここは2007年にレガでも訪れているので、それほどご無沙汰ではありませんが、それでも14年前ですね。
一直線に伸びる道路というと、オロロンライン(北側)・エサヌカ線・天に続く道・ミルクロードが代表的で画像だとあまり変わり映えしませんが、やっぱり現地で見ると、各々の違い(個性?)があって飽きません。
少し走って美瑛の美しいパッチワークの丘へ。
途中で菜の花?が大量に咲いている丘があったのでパチリ。
ケンとメリーの木とか親子の木とかセブンスターの木とかマイルドセブンの丘とか
観光スポットはレガで訪れていましたが、34年前もしくはその2年前にバイクで訪れたかの記憶は(記録も)定かでありません。
特に順番は決めずに、キレイな場所で止まって写真や動画を撮るつもりでゆっくり付近を走りました。
お昼前に後ろ髪を引かれる思いで美瑛を後にし、旭川から高速を使って小樽港へ。
早めに着いて、北海道最終日にほぼまとめてお土産を購入、自宅に発送したり、フェリーで食べる夕食・翌朝食を購入したりしているうちに、意外と時間が迫って来て、フェリーターミナルに着いたら既に二輪車は乗船開始していました。
走行距離は260km強。
まぁ、出航まで1時間弱あるので、焦らず事務手続き(体温チェック)し、往路フェリーで忘れたレッグプロテクターを無事受け取って、乗船。復路も往路と同じ『らべんだあ』でした。
小樽港で写真を撮る時間的余裕がなく、そのまま二輪車最後尾で乗り込みましたが、乗り込んで荷物を降ろしていたところ、あとから10台くらいのバイクが乗り込んで来て、まだ外で写真を数枚撮る余裕はあった感じでした。
まぁ、今回は乗り込む際の動画は撮れましたが・・・。
バイク置き場は同じデッキですが、乗船順番が遅めの場合は乗船口の向かって左側の狭い区画に回されます。
船室は往路と同じ、ステートツインのアウトサイド。
半個室で値段も安いツーリストSでも良いか・・・と当初は思いましたが、荷物が多いし、キャンペーン利用で少し奮発すればグレードアップ出来、ノンビリ船旅出来るので往復ステートツインアウトサイドを選んで良かったです。
名残惜しく小樽港を出る様子を前方で眺めていました。
船室は進行方向右側、つまり西側の夕陽が見える側を選んだのですが、雲が掛かっていて夕陽は拝めませんでした。
沖に出ると往路よりも少しうねりがあって船体の揺れも大きめでした。
(部屋の窓から真下付近を撮影↓)
が、酔い止めを飲んで酔うこともなく、早めに部屋で購入した夕食を取って、旅の思い出写真・動画の編集などをPCでしながらノンビリすることが出来ました。
9/25 9日目
朝9時過ぎに新潟港へ予定通り到着。
今度は下船時に忘れ物がないように確認をしっかりしました(汗。
バイク置き場が狭めの区画で、入口に近い後から乗船して来たバイクがある程度下船しないと自分が出れないので、それほど慌てて準備しなくてもいい感じになります。
9時半前に無事本土に上陸、戻って来ました。
少し混んだ市内でガス補給してから高速で自宅を目指します。
関越は交通量も少なく順調に流れていました。
覆面にも気を付けていて、クラウンを抜く時はナンバーと運転手を確認しているのですが、1代前の白いクラウンアスリートが走行車線を走っているのに気付いて、ゆっくり抜いた時にナンバーを確認するのを失念、『覆面はまず黒か紺』と少し気を許していたところがありました。
で、その後、少し追い越し車線を走ってふと右ミラーを見ると、白いクラウンが見えて、まさに赤色回転灯を回し始めたのが分かりました。
制限速度+20k程度で走行していたのでちょっと焦りましたが、ブレーキは踏まず(ブレーキランプが点灯すると減速が明確に分かるので検挙率が高くなる)にシフトダウンして速度を制限速度に落としつつ走行車線に移って、クラウンが抜くのを待ちました。
そして、クラウンが自分の前に赤色回転灯を上げたまま暫しランデブー走行。
リアウインドーに『速度超過取り締まり中』の電光掲示板が赤字で表示され、『やられたか~』とちょっと焦りましたが、少し走るとクラウンは赤色回転灯を下げて、途中のPAへ入って行きました(汗。
おそらく覆面クラウンが速度計測を始める段階(赤色回転灯を上げないとならない)で取り締まりにならない速度になったので、警告だけになった訳ですが、秋の交通安全運動期間中でしたので、特に慎重に走らないとならないところで、十分警告になりました(ボディカラーに関係なくクラウンには注意します)(笑。
PAからすぐに同じ覆面白クラウンが来る可能性もありますし、関東へ近付くにつれて徐々に交通量も増えたので、その後は基本的流れに乗って走行。
地元GSでガス補給して15時前に無事に自宅到着。
最終日は380km・6時間弱でも高速主体だったので、それほど体も疲れていなかったこともあり、34年ぶりの北海道ツーリングを楽しませてくれた愛車を労う意味でもしっかり洗車しました。総走行距離は3200km強、燃費は普段のツーリングを少しだけ上回り21~22km/Lでした。
今回の8泊9日の北海道ツーリングは、出発自体をいろいろ迷ったところもありましたが、当然コロナ罹患もなく、道内7日間のうち実質6日間は晴れの天気に恵まれて、本当に美しい絶景をたくさん眺められました。
一生の思い出になり、出掛けて本当に良かったです。
また、そう遠くない先にレガでも、そしてバイクでも北の大地を再訪するつもりで旅を終えました・・・。