4/10にマイレガへ交換導入したナビ・ドラレコ・ETC。
基本的な機能は問題ないのですが、翌日以降に乗っているといくつかの問題が出たので、対処を進めることにしました。
①のれん分けハーネスの電流容量
ナビ等交換導入した翌日の通勤初走行往路では問題ありませんでしたが、帰路途中に寄った場所でエンジンを止めて用事を済ませた後に、再びエンジンを掛けるとナビが起動しません(汗。エラーなのかと思ってキーをOFFにしてから再度ACCをONにしても×。Defiサブメーターも真っ暗なので、これはのれん分けハーネスのヒューズが逝ったな~と。
で帰宅してのれん分けハーネスの車体ヒューズの位置をネットで調べるとメーター下コイン入れの裏側にあるヒューズの中のD-OP+B(右から3列目・上から2番目:7.5A)がそれで、取り出すとしっかり溶けてました。
ナビだけでなく、ドラレコ・ETC・Defiサブメーターも作動させているので、7.5A だとギリギリだったんでしょうね。余裕を持たせるため倍の15Aヒューズを入れておきました。
その後、連続2時間150kmを含めて合計2週間乗っていますが、特に問題ありません。
②純正オーディオの音声
テスト時に問題なかったのですが、取り付け後3日目150kmのドライブ帰路に純正オーディオでFMを聴こうと思ってスイッチをONにしても音が出ない・・・(汗。
FMだけでなく、CDも音が出ず。
しかし、オーディオの電源は問題なく点いており、電装系の問題ではなさそう。
また、ナビオーディオの音は出るのでスピーカー自体は問題なしなので、純正オーディオのスピーカー出力系の問題。
ちなみに、純正オーディオ~サウンドシャキットのコードにナビのスピーカー出力コードを割り込ませていて、ナビの音が出ているので割り込ませた部分から純正オーディオの部分に問題があると推定されました。
この時一番可能性が高いと考えたのが、純正オーディオ裏のスピーカー出力カプラーがしっかりはめ込んでいないくて、走行振動での外れです。
で、4/16に次の③の対処を行う際に純正オーディオをもう一度取り外してチェックしたのですが、カプラーはしっかり付いていました(汗。付け直しても症状は治らず。
FM放送局をスキャンするとしっかり電波が強い周波数で止まり、CDも再生時表示は正常。明確な原因は掴めずで、この時は純正オーディオデッキの活用は一度諦めて元に戻しました。
ネットで故障原因を調べると、安価なオーディオセレクターを使った場合にもあるとのことですが、2アンプの出力マイナスコードを共用していたことで、アンプのコンデンサーが焼損(つまり故障)した可能性が高いようです。
しかし、純正オーディオデッキの活用を諦めきれず、ヤフオクで純正オーディオデッキをチェックしてみると、BP5・BL5後期モデルのシングルエアコンタイプ(2.0i・2.0R用)が1000円台と激安。
今まで使っていた純正オーディオデッキの使用は諦めましたが、後期型純正オーディオデッキを送料込み2000円強で落札しちゃいました(笑。
もちろん中古品ですが、傷も殆どなく、かなり見た目にキレイな状態でした。
ちなみに、前期純正オーディオデッキ(シングルエアコン)と後期(デュアルエアコン)は、カプラー接続位置が少し異なるものの同じカプラーということで、実際に交換使用しているネット情報があり、後期シングルエアコンタイプも交換可能・・・と推定して落札しました。
で、同じ轍を踏まないため、ネットで調べると、2つのオーディオソース(いずれも4チャンネル)から1組の4スピーカーへの出力を切り替えられるクルマ用リレー式セレクター(カナック企画GE-X002)があることが分かりました。
こちらはAmazonで10000円強と少し高価ですが、ここまで来たら純正オーディオデッキ(マイナー後)も活用しようと心に決め、4/19にポチリ。4/20納入。
セレクターのリレー切り替え信号は、純正オーディオのONスイッチ(アンプリレー)信号を繋げるのがベストなのですが、信号端子がない感じなので、以前使って余っていたプッシュスイッチをのれん分けハーネスのACC・GNDに繋げて、ON時に通電するラインをセレクターの切り替え信号線に繋げて、マニュアルでセレクター切り替え(ON・OFF)することにしました。
事前にセレクターとプッシュスイッチの接続加工をしておき、
4/23に交換取り付けしました。
何度も取り外して手順は慣れているので、サクサク外し、
純正オーディオ接続ハーネスのコード色が、セレクター・ナビのコード色と違っていたため、ちょっと苦労しましたが、純正オーディオ接続ハーネスに接続しているサウンドシャキットまでのハーネスコード色・表示を辿りながら、純正オーディオ接続ハーネスとセレクターの入力2(切り替えスイッチコードが出ている側)のコードを接続。
さらにサウンドシャキットへのコードとセレクター出力コード、ナビのスピーカー出力コードとセレクターの入力1のコードに接続。こちらは各々8本のコード色が一致しているので、色を合わせてギボシを接続するだけです。
後期型純正オーディオを接続し、セレクター切り替えスイッチをGNDとACCに繋ぐと
思惑通り、セレクタースイッチOFFの場合は入力1がON・入力2がOFFになるので、純正オーディオデッキをONにしてもこちらの音は出ず、新ナビのオーディオだけ音が出て、セレクタースイッチがONの場合は入力1がOFF・入力2がONになるので、純正オーディオデッキのスイッチを入れると新ナビから音が出ず、純正オーディオデッキから音が出せました。
これで峠を越したと思って、エアコンのコネクターも同じなので無事接続出来ましたが、エアコンスイッチを押しても反応がない・・・(汗。
元の純正オーディオに戻すとエアコンは問題なく作動・停止します。
そしてエアコンを作動状態のまま、一度エンジンを切ってパネルを後期型に変えてみると、表示は正常に出ますが、スイッチ類が一切反応しません(泣。
落札したエアコン部の操作パネル故障も考えられますが、ネットに載っていた前・後期の交換が成功した例は、風量調整がボタン式のデュアルエアコンタイプ。エアコンスイッチ・ツマミスイッチの位置が異なるので接続コードのコネクター配置も違う可能性が高いと考えられました。
シングルエアコンタイプもコネクターが同じなので当然接続稼働可能と判断したのが間違いだったようです・・・。
デッキの表示形式(GX-204FE)に違いがなく、両者の細部の違いに気付きませんでしたが、やはり一筋縄では行かないということですね。
オーディオは問題なく作動したのにエアコンで行く手を阻まれるとは思っていませんでしたが、エアコン調整が出来ないと仕方がないので、この日は元の前期型オーディオパネルに戻しました(泣。
一難去ってまた一難。しかし、原因がどうであれ、セレクター切り替え器も購入したし、ここまで来て純正オーディオデッキの活用を諦め切れません。
ちょっと悩みましたが、初志貫徹で再びヤフオクで後期型の純正オーディオ(デュアルエアコンタイプ)を落札しちゃいました(笑。
デュアルエアコンタイプは少し高めでしたが、それでも送料込みで4300円で、4/27に納入。
ちなみに、先に入手していたシングルエアコンタイプは実質損なく、転売完了してます。
上述したようにデュアルエアコンタイプ↑は、先日購入したシングルエアコンタイプ↓とは赤枠のボタンや左右のツマミの機能が異なります。
で、4/29に再度交換作業を実施。
この1か月で4回も純正オーディオを取り外していますので、交換・確認作業は1時間以内で済みました。(汗。
デュアルエアコンタイプに交換すると、無事エアコンのスイッチ・機能が全て正常に作動(助手席側温調は×)、そして肝心の純正オーディオデッキですが、切り替えスイッチを押して純正オーディオのスイッチをONすると、FM・CD・MD音声が問題なく聴こえるようになりました! コンプリート!!
また、イルミも全て問題なく光りました(昼間なので見辛いですが・・・)。
純正オーディオデッキ(FM・MD・CD【6連奏】)を聴く時はプッシュスイッチ↓(赤枠の部分に貼付)をONする必要がありますが、
前期純正オーディオデッキに比べてメインスイッチが大きめのシルバーツマミ式に変わり、またパネルが艶ありブラックから艶無しブラックになり、さらにスモール点灯の夜間のレッドイルミ部分が少し増えるなど、インパネ周辺の雰囲気も変わりました。
③ナビFMラジオの雑音
新ナビ交換導入の際にチェックしたのですが、初日に走行すると途中でノイズを拾ったり、音が良くなったり・・・(汗。
この時は純正オーディオデッキは音が普通に聴こえる状態で、同じ場所で純正オーディオラジオを点けると雑音が殆どない状態。
ナビも純正オーディオもアンテナ自体は共用していることから、アンテナの配線接続に問題があるということになります。
全く知識不足でしたが、ラジオアンテナコードは細いので単線なのかと勘違いして純正オーディオのコード被覆を剥いた銅線のみを分岐させていましたが、同軸ケーブルなんですね(汗。
自宅駐車場の電波がたまたま強かったので、アンテナコードの分岐が不十分でもFMは良く聴こえたけど、電波が弱いところに行くと途端に雑音が入るということ。
ネットでカーラジオアンテナコードの分配器を探しましたが、適当なのが見当たらず同軸ケーブルをDIYで分岐出来ないので純正フィルムアンテナの共用を諦め、純正オーディオは純正フィルムアンテナに戻し、ナビには別のラジオアンテナを付けることにしました。
でも、BP5純正フィルムアンテナのようなカーラジオアンテナは探したところなく、車内に取り付けるフィルムアンテナもどきは評価が低いか、評価の高低が極端。
比較的評価が高いのは屋根に付けるシャークフィン(ドルフィン)型のもの。これは基本的に元々屋根にアンテナが付いているタイプ用なので、フィルムアンテナタイプのBP5には合わない(汗。
ロッドアンテナも評価は高いけど、やっぱりボディ外(運転席ピラー)に付けるのは抵抗がある・・・。
ということで、ちょっと冒険というかチャレンジというか博打になりますが、1000円前後と安価ということもあって、車内に取り付けるアンテナを購入。
4/16に②の対処と共に、ブースターコードにギボシ端子を付けて、取り付けたナビを再び取り外して購入アンテナをテスト。
一応、ブースターも付いているとのことなので、のれん分けハーネスのACC(ETC用コード)に分岐用ギボシがあったので接続し、アンテナ位置をテストするとダッシュボード中央で比較的電波を拾いやすい状態でした。
しかし、純正フィルムアンテナに比べると性能はかなり下がります。
で、4/16には②の対処も進めたのですが、(FMを含めて)純正オーディオデッキから音が出ない不具合の対処が出来るとの見込みが外れ、ラジオアンテナを純正オーディオデッキに繋げている意味がなくなったため、新ナビには性能の高い純正フィルムアンテナを接続、さらに紆余曲折あって後期型純正オーディオデッキ(デュアルエアコンタイプ)へ交換する際に、コネクター形状の関係で純正オーディオデッキは純正フィルムアンテナを接続し直し、新ナビには購入したアンテナを接続しました。
基本的にFMは純正オーディオデッキで聴き、電波が強い場所では気分でナビでFMを聴く場合もあるかな?、もしくは純正オーディオのFM不調の際の緊急用といった感じですね。
④AMラジオ音声
これはナビ交換装着以前に問題があったと推定していますが、純正フィルムアンテナ+純正オーディオデッキでも、新アンテナ+新ナビでもAMラジオを受信出来ません。
ネットで調べると、BP5(古いクルマ)では純正フィルムアンテナの接続ハンダ部分での断線が多いようで、マイレガもチェックしましたが、見た目にも導通テストでもハンダ部分は問題ありませんでした(汗。
FMが聞こえてAMが聞こえない場合、ブースターの故障も一因という情報もありますが、純正フィルムアンテナ用のブースターを購入するのはまだ保留しています。
新アンテナは元々FMでも純正フィルムアンテナより受信性能が低いこともあって、AMはやっぱり殆ど受信出来ません。電波の強い場所に行けば聴けるかもしれませんが・・・。
AMラジオを普段全く聞かないので、これまでも困ったことはないし、もしもの情報入手の際はFM・TV・スマホネットなどで入手出来るので、これ以上対応する予定はありません。
⑤ナビルート保存機能
これは不具合ではなく、新ナビの不満点です(汗。
旧ナビ(ストラーダ)・バイクで使っているゴリラには検索したルートや事前に立ち寄り地を編集したルートなどを複数保存出来ました。この機能は旅の準備に便利だったのですが、CN-F1X10BHD(HD、CN-F1X9Dも)にはこの機能がなく、ルートは検索設定したルートだけ電源をOFFにしても保存されている状態です。
ルート検索が早くなったことがルート保存機能削除の理由なのか分かりませんし、どのモデルで削除されたのかも分かりませんが、この機能を使っていた人が少なかったのでしょうかね。
機能削除された段階で不満の声がないとやっぱり余計な機能だったんだ・・・とメーカー側はなったのかもしれませんが、ゴリラには最新モデルでもこの機能が維持されれいるんですけど・・・(泣。
1ルートで設定できる経由地はこれまでのナビと同じ5か所だけですから、何日にも及ぶ長旅の場合、旅先で出発前にルート設定しなければならなず(そういう使い方の人が殆どなのかな)、その分の当日の出発前準備にプラス時間の余裕を持たなければなりません。ゴリラのように携帯出来れば宿に持ち込んで事前設定も出来ますが・・・。
自分の場合は、旅のだいぶ前にグーグルマップを使ってルートを描いておくのですが、そのルートをIOTでナビに複数保存出来るようになると非常に便利なんですけど。地図情報の著作権か何かで無理なんでしょうね・・・(泣。
この機能がなくなったことへのナビ自体の改善点はなしです。
⑥ナビ部分地図情報更新
ナビの部分地図情報が3年間弱(2024年12月まで)に2か月毎に更新可能で、既にリリースされてから半年以上経過していたので、ユーザー登録して4/29に更新し、情報も最新にしておきました。
ちなみに全地図更新は2024年12月までに1回だけ可能なので、2024年版がリリースされる9月以降12月までに忘れずに更新しようと思っています。
新ナビの機能的不満点(複数ルート保存不可)を除くと、大画面有機ELは非常にキレイで見やすいだけでなく操作もし易いし、自車位置が正確、ルート検索がめちゃ速い、オーディオ音質が良い、ドラレコ連動・バックカメラ機能あり・ETC2.0連動など良い面が多くて満足度はとでも高いです。
また、最終的に交換取り付けた後期型純正オーディオデッキは表示部分も含めてほぼ傷なしのキレイなもので、送料込みで4000円強でコックピットの雰囲気も替えられましたし、当初の目標であった、たくさんのメディアを楽しめるようになりました。
読みが甘かく知識不足で紆余曲折・苦労がありましたが、あまりやられていない(ネット情報が少ない)チャレンジをすることで良い経験・勉強になりましたし、レガドライブがさらに楽しくとても満足感が高い結果が得られました。
もちろん、今後不具合が出る可能性はゼロではないので、出たら都度対処していきます。