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LEGACY STIのブログ一覧

2019年08月31日 イイね!

初めての愛車とのご対面

初めての愛車とのご対面







8/24愛車になるK1600GTLのマイナーチェンジ前のモデルに試乗して、改めて納車の期待が膨らみました。一方、契約した実車の方ですが、先日「8/29に実車が店舗に移送されて来る」と担当営業マンから連絡があり、8/31にモトラッドさんを訪問して実車を拝見しました。

丁度、R1250R・R1250RSがリリースされた後のためか、あまり普段バイクも多くなかった駐車場にバイクが5~6台止まっていました。試乗している方や商談している方もいて、担当営業マンが空くまで少し待っていました。

展示されていたR1250RS↓



ここ最近球数が足りないくらい出ているR1250GS↓



3週間前に同じエンジンを搭載するR1250RTは試乗しましたが、自分的に水平対向2気筒エンジンはイマイチだったけど・・・。

外には7月にリリースとなった最新型のS1000RR試乗車も↓




暫し待っていたら、上職者の部長さんが応対してくれて、ピットに止めらてた愛車を見せていただきました。



K1600GTL opt719の実車を間近に見て触るのは、8/24の試乗時に展示されていた時から2回目です。選んだカラーとは違うプラネットブルーメタリックですが、ここ1週間でカラー違いの両方の実車を見れたことは、非常に稀有で、今後そういう機会に巡り逢えないのではないかとも思っています。

大体、素の?K1600GTLが走っている姿を見ることも殆どなく、自分の記憶にあるのは、夕方の東名高速下り一番左車線海老名付近をタンデムでぶっ飛んで行った1台と昨年京都・奈良旅行の帰りに新東名高速でマスツーしていた1台だけ。まあ、ロングツアラーなので一般道で見掛ける機会は少ないんでしょうね。有名ツーリングスポットに行けば見掛ける確率が上がるとは思いますが。

opt719モデルはK1600GTL以外のモデルでも設定されて2018年からリリースされていますが、走っているのを見たことがありません。まあ、個性的ですし、少し?派手なので好き嫌いが分かれそうで、追加料金がK1600GTLの場合、226000円とバイクのオプションとしては高いこともあってか、登録台数は少なめなのかも。

そして、K1600GTL opt719に2種設定されているカラーのうちスパークリングストームメタリックの方を拝むのは、愛車が実車では初めてです。1年ほぼ毎日画像で眺め、思い描いた意中のバイクにようやく巡り逢えた、と感慨深くじっくりと眺めました。







8/24に試乗したK1600GTLエクスクルーシブも同じカラーでしたので、雰囲気は分かっていましたが、既に5年経過した状態ではなく、新車で見るカラーはやはり輝きが違います。ダークカラーをベースにゴールドのラメが入っているので光の当たり方でブラウン~オリーブ~ブラックに多様に変化する高級感溢れる満足度の高いカラーだと思っています。この美しいカラー・輝きを出来るだけ保つために、即ガラスコーティングを施工してもらいます。





そして、opt719の証である、ブラウンシート・シートに縫われた専用タグ・トップケースのタンデムライダー用背もたれクッションの「GTL」の刺繍・タンク前方に張り付けられたエンブレム・スポーティな手書きホワイトライン。K1600GTLの高級ツアラーとしての雰囲気をさらにゴージャスに特別感を演出してくれる効果的なアイテムであり、オーナーの所有満足度を一層高めてくれます。







レガも限定400台の初代Tuned by STIで、さらにオンリーワンに仕立てましたが、K1600GTL opt719のスパークリングストームメタリックは、もっと希少と言えるように思います。やっぱり自分はスペシャルな弱いんだな~とつくづく思います。


ネットで探しても世界中でSNS等でブログや動画アップされているマイナーチェンジ後のモデルは僅か。Opt719モデルでは、ブループラネットメタリックを1台だけ見掛けました。さらにネットでK1600GTLの中古車をチェックすると、モトラッド札幌南店にブループラネットメタリックが1台新車でアップされているのが見つかりましたが、もちろん中古車もまず出回っていないでしょう。通常のマイナー後モデルも殆ど出回っていませんので。

Opt719は限定車ではありませんが、通常は受注後に本国ベルリン製作所で架装するモデルです。
2020年もopt719は別カラーのスターダストメタリックが設定される(ブループラネットメタリックは継続)ことが正式発表されていますので、愛車のカラーは2年リリースされただけになる可能性大。2年で何台製造され、そのうち何台が日本に輸入されさのか・・・。ブループラネットメタリックの方が継続カラーですから人気のようですので、愛車のスパークリングストームメタリックのopt719車は国内に数台程度ではないかと思われます。同一カラーのこのモデルが国内で遭遇したら、本当に「奇跡」かもしれません。国内でK1600GTL opt719のオフ会なんて無理だろうな~。

既に、整備・検査登録が終わりナンバーが付いていますので、改めてパーツ(ワンダーリッヒエンジンガード)の入荷日と納車日を確認したところ、本日8/31に届いたそうで、明日以降で取り付け、大安吉日の9/8に納車してもらえることになりました。もちろん、パーツの取り付けで想定外のことがあれば納車がズレる可能性もありますし、納車日が雨になってしまう場合はガラスコーティングの『新車条件』に合致しなくなってしまうので、まだどうなるか判りませんが・・・。


愛車を格納するバイクガレージの設置が明日9/1ですので、ほぼ順当に事は進んでいます。
今日は登録された情報(車検証コピー)をもらいましたので、任意保険の加入手続きも進めます。ナンバーも結構好きな数値が並びました。

他の準備として盗難防止・ライディングをさらに楽しくするアイテムをネット購入して随時入荷しています。
また、帰路、地元に近いナップスに寄ってレイングローブとゴムネットを購入。





グローブは実際に身につけてみないと合う合わないが判断できないので、ネット購入していません。ゴムネットは安く店頭に並んでいたので、ついでに。あれば何かと便利です。

さらに体の鍛練も続けています。350kg以上のスーパーヘビー級バイクも、3台試乗して運転操作自体に大きな不安はありませんが、止めたりした際には、やはりそれなりの体力も必要ですので、特に足腰下半身の筋力アップを中心に毎日少しずつ取り組んでいます。もちろん、体の鍛練は納車した後も継続します。

夢のバイクライフ復帰まであと8日間、カウントダウンが近付いて来ました。あともう少し妄想を続けます。
Posted at 2019/08/31 16:31:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2019年08月27日 イイね!

ライディングをさらに楽しむためのアイテム②


ここ数日で愛車納車に関する準備等にかなり動きがあり、週末には実車を拝める状態、受け皿となるカーポートの納入・設置日時も確定しました。

あと2~3週経ったら納車になる可能性が高く、納車したら出来るだけ早く装着等して恩恵を受けたいパーツを用意しておこうと考え、8/24にほぼ愛車に近いK1600GTL(マイナーチェンジ前)の試乗で確認もしたので、帰宅してからネットで8点を購入しました。

購入したのは・・・

ワンダーリッヒのメーターパネルプロテクションシート・コックピットバッグ・ハンドルバーバッグ(防水仕様)・USBパワーソケット(ヘラーソケットタイプ)、デイトナのセキュリティアラーム・ストロンガーU字ロック・ストロンガーロック(スチールリンクロックとディスクロックのセット)、ゴールドウインのブーツレインカバー、です。

メーターパネルプロテクションシートは、スマホ液晶画面のフィルムと同じでメーターのアクリルシートを保護するシート。傷が付かない前に貼付しておこうかと。

コックピットバッグは、メーターパネルとウインドスクリーンの隙間に設置する小物入れバッグです。

ハンドルバーバッグは、ハンドルバー間を渡すように付けるバッグ。防水性の高いウォータープルーフタイプを選択。

元々、タンク上にバッグを付けると、タンクの塗装に傷を付けてしまうため、非接触型(給油口アダプターを付けるタイプ)しか付けたくないと思っていましたが、K1600GTLは車体が大きく、タンクも長くハンドルバーも長いため、ステアリング操作するとタンク上の殆どの部分をハンドルバーが通過してしまう構造。タンクバッグを置くと干渉してしまって付けられない状態でした。

しかし、乗車時に自分の前方である程度手の届く範囲に収納が欲しいと思っていました。カウル内に小物入れがありますが、ウォークマンが入る程度。
特に、ハンドルバーバッグは、メーターの視認性やキーレスエントリーボタンの操作性などへの影響が気になりましたので、K1600GTLに試乗して確認し、ポチりました。

USBパワーソケットはヘラーソケットの電源をUSB2端子に変換できるソケットで、カウル右側にあるヘラーソケットに付けてハンドルバーバッグに入れたスマホやウォークマン等を充電するために購入。ちなみにハンドルバーバッグには給電のためにコードを通す水が侵入しにくい穴が開いています。

これらは、すべてドイツのワンダーリッヒの製品なので、少し入荷に時間が掛かると想定(納車時に装着するバガースタイルエンジンガードの入荷に時間が掛かっている)しての早めの購入です。
ちなみに入荷は2週間程度掛かりそうです。

そして、セキュリティグツズと複数購入。
デイトナのU字ロックは後輪にも取り付けられる太さのものを選択。
デイトナスチールリンクロック・ディスクロックのセットはスチールリンクロックを自宅ガレージのターンテーブルとホイールを繋げて施錠することで「地球ロック」に相当する効果を発揮します。また、外出時にはU字ロックを常態して比較的長時間止める時にセットしようと思っています。

さらに、デイトナセキュリティアラームを購入。K1600GTLにはEWSというイモビライザーが標準装備なので、スマートキーなしでエンジンを掛けることは出来ず高いセキュリティ機能は持っています。しかし、エンジンを掛けずに押したり、積載されて移動されてしまう可能性もあります。さらに別の角度からのセキュリティを探していたところ、デイトナのセキュリティアラームが比較的安価で誤作動が少なく、管理し易いと判断して選びました。納車したらバイク自体に設置します。

このシステムはバイクを止めた状態でリモートキーを持ったライダーがバイクから2~10m以上離れると自動的にバイクの角度センサーがオン・置かれた状態で角度が初期設定され、もしその状態から5度以上傾くと大音量アラームが鳴る仕組みです。ガレージ内保管時のバイクは直立のため、バイクをそのまま後退させるだけだとアラームが鳴らない可能性もありますが、方向転換やサイドスタンドで一旦止めるなどした場合、絶対に角度が5度以上変わるので、アラームが鳴る見込みです(テストはします)。

また、自宅だとリモートキーが10m以上離れたところに保管出来ないので、セキュリティが作動しない可能性もあるため、リレーアタック対策として他のクルマのキーも保管している金属製の箱の中に保管してテストもします。このセキュリティにより、外でバイクを止め(ほぼサイドスタンド使用)、そしてバイクを離れた後、誰かがスタンドを払ってバイクを起こした途端にアラームが鳴りますので、出先でのイタズラ・盗難に大きな効果が期待出来ます。

この他にも、ブーツレインカバーを購入。これは急ぎではなかったのですが、他のセキュリティグツズの通販購入機会に合わせて購入して送料を倹約するためです。

また、新車のうちに施工しておいた方が長くライディングを楽しめるアイテムとして、ガラスコーティングCR-1を選びました。施工してもらえる業者を探した中で地元に最も近いポリッシュワークス厚木さんに連絡を取り、9月中旬の納車を見越して9/14から1週間で施工してもらえることになりました。

他にも装着したら便利もしくは機能的だな~と思うパーツを複数候補に挙げていますが、取り敢えず納車してからじっくり現車確認し、追々購入・装着等したいと思っています。
Posted at 2019/08/27 22:50:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2019年08月23日 イイね!

愛車の状況他、進展あり




希望に叶う愛車在庫が奇跡的に国内に1台だけ見つかり、8/11に契約した経緯にあります。

契約したモトラッドさんのお盆連休が契約の翌日である8/12から8/20までだったため、中々動きはないのは分かっていましたが、やはり契約してしまうと一日でも早く愛車に会いたい、向かえ入れたい、と思うもの。
この間に登録のための住民票を送付し、前金の振込を済ませておきました。

暫し我慢の時を過ごしましたが、納車に向けた動きがようやく8/22,23でありました。担当営業マンから電話で「8/29に車輌が店に移送されて(整備し)、8/30に検査登録(ナンバー取得)します」とのことでした。

ということで、ナンバー取得後の8/31に実車を拝ませてもらえることにもなりました。ちなみにナンバー取得で名義が自分になるので、8/30までに残金の振込みも依頼されました。

現車確認後に残金を入金し、登録してもらう流れの方が納得性がありますが、登録が遅れると消費税アップまでの納車に余裕が少なくなります。
ここはDを信用して事を進めよう・・・その時はそう思いました。

しかし、現車も見ていない状態で、しかもBMWとは言え、このDとは初めての契約です。大丈夫とは思いつつも、念には念を入れたいところ・・・。
ネットで調べると最近のバイク新車一括購入の場合、前金および納車前に残金全額をを支払うのが一般的との情報もありますが、店によって異なる話です。

そこで今日、改めて開店後に連絡し、残金の支払い方法を上記の理由を添えて申し入れました。
担当営業マンが登録で出掛けているので、と言われましたが、念のため電話口で応対でしてくれた方に用件を伝えたところ、店として検討してくれて、即折り返し連絡がありました。本日、残金の大部分(4/5)は振り込み、残り(1/5)は納車日に最終確認後に現金で持参して支払うことで了承を受けました。

本日の振込みはカミさんが対応してくれました。カミさんには一時的に資金の半分以上を拠出してもらい、感謝です・・・。

最短納車は8/31,9/1も可能な勢いですが、色々条件が整う必要があります。

まず、Dで取り付けることになっている社外品(ワンダーリッヒ、バガースタイルエンジンガード)の発注は8/11に済ませていましたが、納品が9月上旬になるとのことで、取り付けが間に合いません。

一度納車してもらってから、パーツ納入後に取り付けに伺う手もあるのですが、エンジンガードを付けていないともしもの立ちごけ時に哀しいものがあるので、ここはしっかり取り付けてもらってからの納車を待ちます。

その他のオプションの装着もありますので、出来るだけ早く納車するようにしますが、余裕を見て一応9月中旬を考えておいてください、とのことでした。

まぁ、8/31に実車確認した際に、再度納車日について詰めて来ます。

一方、ここで、ポイントになってきたのがバイクガレージです。

当初、このD情報で愛車の納期は9月発注契約後に6カ月くらいと、かなり遅くなる見込みだったことから、ガレージの納期も遅くてOKとメーカー社長に伝えてしまっていました。何故ならご本尊が入っていないのにガレージだけが先に納入されて雨ざらしになるのも、不本意だったからです・・・。

そして、その後急展開で納車時期が大幅に早まったことから、その事情も即メールで伝えていました。しかし、中々返事がありません。
そこで、昨日8/22に電話確認してみると、9月中旬の納入は確実だが、状況を確認して明日(8/23)もう一度連絡するとの返事でした。

で、8/23にメール連絡を受けたところ、次週ガレージは完成するとのことで、9/1~9/13の複数日を納入・設置候補日として挙げてもらえました。このうち、休日は9/1のみでした。

当方は土日と9/4しか立ち合い対応出来ず、既に9/4はカミさんと予定を入れていたため、候補日の中で最短になる9/1の午後に納入・設置をお願いし、決定しました。

結構綱渡り状態でしたが、何とか納車に対して少し余裕を持ってガレージ設置が可能になり、正直ホッとしました。結果オーライですね。

徐々に夢の実現が近付いて来ているのを実感出来る2日間でした。もう暫く妄想します・・・。
Posted at 2019/08/23 21:03:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味
2019年08月18日 イイね!

今年10回目のテニス





昨日8/17の夕方ですが、2時間テニスをして来ました。
長男・次男は用事があり、カミさんと2人で・・・。

午前中は自宅の20年点検があって、業者が来たので対応し、昼食を食べた後に先週交換した軽のタイヤ100km点検ということで、隣の市のタイヤ館へ。

台風一過の青空ならぬ真夏の酷暑で朝から昼過ぎはグングン気温もあがり、おそらく地元も今年一番の暑さでした。

夕方、少し日が傾いて少し気温は下がりましたが、湿度が高く熱中症のリスクもあるので水分を先にシッカリ取って、休み休みであまり連続して動くのは避けました。


それでもやっぱり相当汗は掻きました。

テニス後1時間ほど買い物してファミレスへ移動し、2時間くらいで夕食を取って
22時過ぎに帰宅。

当日は特に違和感はありませんでしたが、翌日腰に少し痛みがあり、やはり腰の鍛錬が一番の課題です・・・。


次回のテニスは8/31ですので、今回が今年一番暑い日のテニスかな。


Posted at 2019/08/18 16:30:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 体力造り | 日記
2019年08月18日 イイね!

試乗第3弾

試乗第3弾







既に8/11に愛車を契約していますが、当初計画していた気になっていたバイクには試乗しておきたいということで、本日8/18にも試乗して来ました。

昨日夕方のテニスで少し腰に疲れがありましたが、試乗予約は10:30からだったので、余裕を持って8:30に自宅をレガで出発。
10:30前にホンダドリーム府中店に到着しました。



台風10号が過ぎ去った影響で、8/17は8月上中旬よりもさらに気温が上がって8/18も10時過ぎには34℃前後まで上がり、試乗に適した環境とは言えませんでしたが・・・。

暫し休憩して手続きを済ませ、試乗へ。

試乗したのは、昨年デビューした時から結構気になっていたGOLD WING TOUR DCT(GL1800)です。









愛車となるK1600GTLと真っ向勝負の本格ツアラーで、23年ぶりにフルモデルチェンジし、昨年登場しました。

自分がバイクに乗り始めた約30年前に既にGLシリーズは1000ccから1100cc、1200ccと徐々に大型化しながらツアラーとして進化していったのを見ていますが、近年の前代モデルまでは、どちらかというと大型カウル付きのハーレーツアラーのライバルとして、『おじさんが乗る重たくて大きなバイク』というイメージが定着してしまい、『自分は年取っても乗らないバイク』と思っていました。

しかし、フルモデルチェンジチェンジでエンジンも含めてかなり改革・改良がなされ、『どん臭い』(失礼)イメージが払拭された若々しいモデルになったということです。

まぁ、新たな年齢層への訴求をしっかり考え抜かれてリリースされたモデルですので、狙い通りヨーロピアンモデル重視の自分にも訴えかけるものがありました。

注目していたのは、動画サイトにもカタログでも謳われているDCTと新しい1800cc水平対向6気筒エンジン、そしてフロントダブルウィッシュボーンサス採用による乗り心地・スポーティさです。

DCTは既に4輪スポーツカー等でも採用され、ホンダ二輪の一部にも採用されていますが、体験したのは初めてです。
車重が383kgとK1600GTLよりもさらに30kg弱も重いスーパヘビー級ですが、それでも先代の400kg強よりもかなり軽量化されたということです。
以前に跨った際にも感じましたが、エンジンが水平対向でガソリンタンクやシート高が低めということの相乗効果か、サイドスタンドからの引き起こしは重いと言っても、380kg以上あるという重量を感じ難いと思いました。

足付き性はK1600Bと同じ位でハンドル位置も大差なく、日本人標準的体格の自分の上半身はほぼ直立で、手を自然に出した位置にグリップがあってライポジも似た感じです。

取り扱い操作方法を一通り聞き、最初はオートマチック運転(Dモード)。FJR1300ASの試乗をしているので、あまり違和感を感じませんでしたが、左グリップにクラッチレバーがなく、左ステップにシフトペダルがないのは新鮮というより、何かあるべきものがないもの寂しさとか不安を感じますね。

エンジンモードを4段階選べますが、一般的なTOURから。スロットルをそろりと少し回すとゆっくり巨体が動き、不自然な感じはありません。そのまま速度を上げると次々に自動的にシフトアップ。ショックも殆ど無くスムースな加速です。あっという間に6速まで入りますね。
巡行時に2000rpm弱の低回転を多用するのは自分的にも好みなので、好印象です。余程の加速を要望しない限り、スロットルを開けるだけで車速が伸び、『ラクチン』というのが第一印象です。
即オートマモードに飽き、マニュアルモードでシフトアップ・ダウンを繰り返しますが、面白みはあまり感じません。マニュアルモードでも車速が落ちると必ずローまでシフトダウンされますので、FJR1300ASのストップモードオフや通常のマニュアルクラッチ・トランスミッションを持つバイクとは異なります。
SPORTSモードにすると確かに豹変します。スロットルにダイレクトに反応しますが、ちょっと極端過ぎて不自然な感覚ですね。街中ではTOURモードがジェントルで良い感じですが、十分豪快な加速をしてくれます。

信号・渋滞での速度ダウンから停止時も、それほど自動シフトダウンのショックは大きくなく、FJRのストップモードと遜色ない感じです。ただ、10km/hr前後でトロトロと走る場面では1速だと少しギクシャク感があります。車体が不安定になる程ではありませんが、低回転トルクがあるので2速キープして欲しいという自分の意図に反して1速にダウンしてしまう等があったりして、この点はマニュアルクラッチ仕様の自由度まではない、ということになりますし、半マニュアル仕様のFJRの方が自分の相性は良い感じでした。

注目のフロントダブルウィッシュボーンサス・電子制御ダンパーから大柄な車体がもたらす乗り心地は、『しっとり』としながら『しっかり』とした安定性もあり、ゆったりノンビリからスポーティな走りも予感させてくれました。ブレーキング時のノーズダイブも少ないことも安定を感じるのに貢献していると思いました。
愛車になるK16000GTL(試乗はB)もGOLD WING TOUR DCTも高速道やワインディングの走行が出来ていないので比較出来ませんが、おそらくサーキット走行速度のレベルで好みの差は出る程度で、一般道の感触からは両者のサス性能は同等レベル性能でしょう。
電子制御サスの硬さは好みで変えることが出来ず、不愉快までは行きませんが、街中だとちょっと固いなと感じ、乗り心地の良さだとK1600の方が良いと感じました。

街中での試乗なので交差点レベルですが、コーナリングは何となく癖を感じました。バンクさせると安定する感じですが、やや倒し込みが重くちょっと大回りになってしまいました。慣れればタイミングを計って倒し込めると思いますが、スッと思った通りにバンクする感覚はK1600の方が自然で癖がないと感じました。

ツアラーとして大型カウル・電動高さ調整式ウインドスクリーン・ナビを表示出来る7インチモニターを標準としたメーターパネル・クルコン・オーディオ・トップケース・パニアケースを装備していて、ロングツーリングを楽しめるバイクであることは確かです。エアバッグを装備するのが特徴ですが、二輪でどこまで有効なのか・・・。





また、K1600シリーズやFJR1300ASに標準のコーナリングランプ機能はなく、滅多にお世話にならないものですが、マイナスポイントかな。また、これはコンセプトとして全体デザインからなしとしたのかもしれませんが、パニアケースが脱着出来ないのもマイナスポイント。ちなみにトップケースはフルフェイスヘルメットは普通に立てた状態では収納出来ず、パニアケースにはヘルメットが入らないらしいです・・・。これも大きなマイナスポイントかな。

そして選べるカラーがレッド系2色とホワイト・ブラックで、好みのカラーが設定されていないのも、自分にとってはマイナスポイントですね。

約30分弱の試乗を終えて店に戻り、見積もりをもらいましたが、GOLD WINGは受注生産なのですね。今から発注しても消費税アップには間に合いません。ただ、駆け込みニーズを見越して店で少し前にホワイトのGOLD WING TOUR DCTを1台発注していて、9月上旬に入荷するそうで、色・グレードが合えば消費税アップ前に納車可能とのことでした。見積もりはオプションを付けない状態でのものですが、現金値引きなし(用品50000円分付き)でも契約したK1600GTL opt719の支払い総額より約40万少なく、上記の複数のマイナスポイント分が安いと思えば納得かもしれません。

確かにロングツーリングを楽にこなせる点で、これをメインに考えているライダーにとってGOLD WING TOUR DCTは魅力的なバイクであることを確認出来ました。
しかし、やっぱりクルマも3ペダルのマニュアルクラッチに拘っている自分にとって『バイクとは何か?』を改めて自問してみると、『マニュアルクラッチ=クラッチレバーがあり、シフトペダルがあり、ツーリングでもスポーツするのが自分にとってのバイクである』と改めて認識する機会になりました。
つまり、自分にとってGOLD WING TOUR DCTはどちらかというとゴージャス版ビッグスクーターに近く、バイクとは別の乗り物で、自分が25年ぶりに復帰する愛車には相応しくないと気付きました。

改めてK1600GTLを契約したことが正解だった感じるGOLD WING TOUR DCTの試乗機会となり、良かったと捉えています。
Posted at 2019/08/18 18:59:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 趣味

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クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
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