高速道路のループ行為について　２

高速道路のループ行為について深く検証してみようと思います。

今回の内容が問題かどうか調べるに当たって、参考にした関連情報をリンクにまとめてみました。







関連リンク

財団法人 道路情報センター
http://www.jartic.or.jp/
東日本高速道路株式会社
http://www.e-nexco.co.jp/
中日本高速道路株式会社
ｈttp://www.c-nexco.co.jp/
西日本高速道路株式会社
http://www.w-nexco.co.jp/
財団法人 道路サービス機構（J-SAPA）
http://www.highway-sapa.jp/
財団法人 ハイウェイ交流センター（ハロースクエア）
http://www.hello-square.or.jp/
道の駅
http://www.mlit.go.jp/road/station/road-station.html
ＥＴＣマイレージサービス
http://www.smile-etc.jp/index.html


今回は以前のブログ、高速道路でのループ行為１について、
どの部分が違法行為に辺り、またどこまでが問題でどこまでなら問題ではないのか、その内容について考えてみたいと思います。


今回お電話でお話を伺いましたのは、西日本高速道路（株）、いわずと知れた関西の周遊コース中国道と山陽道を利用した周回についての疑問をぶつけてみました。

高速道路利用料金の計算の仕方なのですが、道路公団の規約に基づく代金(距離に応じた料金)に応じて金額はきまっています。
そのルートが複数ある場合については、料金は最短経路で計算します。
という結果になりました。

ただし、例外があるようです。
複数の経路がある場合については、最短のコースと実際に走行した遠回りのコースの料金の差額が２倍以上に達した時点で、遠いコースの料金が課金されるようです。
要するに、ぐるぐると回る周遊は当然周回分の料金が発生しますし、遠回りのコースでの料金についても、最短距離の２倍に達した時点で、最短料金ではなくそれ以上の料金が発生するということです。

ただし、現状ではそれを証明する手段がなく、道路公団側もそれを調べて徴収するということはしていないようで、徴収の仕方はあくまで自己申告になるそうです。
要するに、料金所で実際のコースを説明して、それにかかった費用を自己申告して支払うということが正式な支払い方法となります。

しかし、現在ではＥＴＣなどによる、現金自動支払いシステムにより、そういった自己申告はできなくなってきています。
そのために、悪質な場合を除き最短距離以外の料金を徴収することはないそうです。

では、悪質な場合とはどのようなものかについて考えてみましょう。
その３に続く。