昨日、姫路セントラルパークで開催された姫路シリーズ第3戦に参加してきました。
会場へ着くと、2回目の参加にも関わらず、第1戦のときに顔を覚えていてくださったのか何人かに声をかけられました。
良くも悪くも(笑)、第1戦の内容(詳細は過去ブログを参照してください)と結果によって他の人たちの記憶にインプットされたのかもしれません(^^;
事前にFBでエントリー台数をチェックされていたかるあおさんに「今日、えらいB1クラスが多いですよ。」と言われ、受付後のエントリーリストを見ると、確かに全32台中B1クラスは10台と多い。
でもリストを見て「え!?なんでNDロドとかSタイヤ履いたEG6とかおんの!?」と驚愕。
B1クラス常連の人に「B1は2駆だったら、なんでもアリだから(笑)」と言われ、そういえばそうだったと納得。
まぁ、ジムカーナは他の人はどうであれ、自分の走りができるかどうかなので、サクサクと出走準備を進めました。
気がかりなのは、いつ雨が降り出すか。
午前3時に家を出発し、のんびり高速道路を走ってきた途中も岡山あたりで雨に遭遇。
ケータイの雨雲レーダーでチェックして、雨予想をしつつ、午前10時40分頃、自らの
晴れ男力を再確認(笑)
開催地の姫路を囲むというより避けるように雨雲が取り巻いていました(笑)
姫路シリーズは、慣熟歩行を行う直前にコース図が配られるので、コースを覚えることが苦手な私には苦闘ですが、これも修行の一環。
コース図を眺めると、グリグリで面白いコース。
パワー差も埋められそうで善戦できそうな予感がするものの、問題はミスコースなく走れるかどうか(笑)
姫路シリーズの第3戦は本トライ2本の前に練習走行1本があるので、公式戦とはいえ、そこはミスコース常習犯の私にとってはありがたい。
慣熟歩行でしっかり頭にコースをインプットし、迎えた練習走行。
しかし・・・
パイロンの林を見たとき、思考が一時停止。
一度、停止するとダメですね。「次はこういって・・・」と描いていたプランがガタガタと崩れ出し、目の前にあるパイロンの処理だけに追われたり、勝手に仮想パイロンを置いてみたりと、グダグダ。
特に今回のコースの中で鬼門というか、攻略の仕方次第では1秒どころか数秒は変わってしまうと思われる赤矢印の箇所のフリーターンセクションの処理。
フリーターンといえば、パイロンとパイロンの間を車体が全て超えるようにサイドターンをするのが一般的と思うのですが、サイドターンを別にしなくても車体が超えればよいという変わったセクション。
「要するにスラロームのように走ればいいのか」と解釈しつつも、問題はパイロン間隔。
私の歩幅で16番と17番のパイロン間隔が12歩。17番と18番が15歩。
チェリッシュジムカーナの狭いスラロームセクションで12歩なので、15歩でスラロームをやろうと思うと、その間、実質7.5歩しかない計算。
流石に7.5歩というパイロン間隔は厳しい。
だけど、オフィシャルの人曰く「ビートの車体だったらイケるんちゃうん?」とのこと。
それを信じて突っ込んだものの、18番パイロンに近づいてしまい、グダグダ旋回。
練習走行では、ミスコースにこそならなかったものの、全体としては迷走してタイムもダメダメだったので、本トライ1本目に修正することにします。
迎えた本トライ1本目。
今回は、事前に示し合わせて同じビート乗りのNイチさんと一緒に姫路シリーズにエントリーしていたので、私がゼッケン6番だったことからゼッケン1番のNイチさんの走りを観察。
ファーストゼッケンなのに、全参加者の中でもかなり上位の1分20秒479のタイムでゴール。
やっぱ、スゲェ・・・。
私もそれに続けと出走。
結果、1分22秒288。
最後の最後で燃料カットが入り、失速したとはいえ2秒の開きはなんだ・・・。
外から見ている分には大差ないようでも、Nイチさんから「そこまで減速しなくていい思う場所が何箇所かあって・・・」という分析説明を受け、よ~く考えてみる。
確かに・・・ミスコースしないことに精一杯になっていることもありますが、クルマが破綻しないように制御しすぎていて、積極的な姿勢変化を起こせないようにしていたことに気づきました。
このことに気づかせてくれたのはNイチさんのおかげです。
昼の慣熟歩行で、問題のフリーターンセクションを2人で「どうする?」と相談。
他の参加者でスラロームにチャレンジしている人もいましたが、やっぱり苦労されていたセクション。
スラローム走行を選択し、うまくいけばタイムアップ、失敗すれば大幅にタイムロスというシーソーゲームのようなセクション。
私も再チャレンジしたい気持ちもありましたが、練習走行で失敗したイメージが残っているのと、他のセクションで「もっとアクセルを踏まなアカン!」という課題があるので、「サイドターンしかないだろうなぁ~」と思案。
Nイチさんは、「スラロームに挑戦してみる」と宣言。
午後になると更に雲行きが怪しくなり、今にも雨が降り出しそうになってきましたが、「なんとか2本目までもつ!」と信じ、ハードトップをつけずに待機。
本トライ2本目に、Nイチさんは宣言通りスラロームに挑戦し見事成功。
結果、更にタイムを上げ1分19秒台017(お見事!)。
出走直前に「アレと同じことをやらないとゼッタイにタイム差は埋まらない」と思い、直前まで悩みましたが、迷いがそのまま走りに出るといけないので、私はサイドターン選択で決断。
それと意外と難しい3~6番のスクエアパイロンセクションと、同セクションから最終グリグリセクションへのアプローチも規制パイロンが邪魔する中でアクセル抜かずに突っ込まないといけない。
また、最終の3本巻のセクションもパイロンから離れないようにしないといけないので、侮れない。
いろいろと攻略する楽しみが多いコースなので、最後は気持ちよく走りたい!
結果・・・
Nイチさんの走りには及びませんが、1本目よりは気持ちが吹っ切れ、2秒アップの1分20秒071で終了。
リザルトで確認すると、問題のフリーターンセクションを含む中間計測までにNイチさんと1秒近い遅れがあることがわかり、他でも私が劣っているところはありますが、1秒の差の主たる要因は、フリーターンセクションの選択の違いだと思います。
コンパクトカーが中心のB1クラスに、ベテラン勢を押しのけ、ガチ組のNDロドとEG6の間に2位で割って入ったNイチさんに対し、4位で終了となった私ですが、結果以上に収穫はありました。
Nイチさんのおかげで、メンタルで逃げ腰になり、走りが小さくなっていたことに気づけました。
同じビート乗りで、走行後にはいつも私の動画と比較して分析しているらしい(笑)ので、言葉に説得力があるんですよね。
そういえば、気がかりだった雨は、4駆クラスの頃には結構な雨が降り始め、表彰式は土砂降りとなりました。
片付けも雨が降る中、ヤケクソ状態でやりました(笑)が、走行中は天気がもったのでよかったです。
エントラントの皆さん、オフィシャルの皆様、お疲れ様でした。
RTクラスを制したクロはちさんが走行動画を撮ってくださったので、今晩、編集して勉強してみようと思います。