週末が仕事じゃないときは、どこかへ走りにイクことが多い私。
休みは、必ず子どもと一緒に過ごすというイクメンの鏡のような男性から見れば、ダメなお父ちゃんだと重々承知しているのですが、それでも走ることはやめられない。
せめてもの予定がないときは、どこかに連れて行くこともあるのですが、私にできることがあれば、子どもたちにできる限り教えてあげたいと思い、昨日は一緒に工作をしました。
イマドキ、小刀を使うことがないため、刃物の扱いが慣れていない子どもが多い(我が子も例に漏れず同様)ことを知っているため、小刀を使った工作をすることにしました。
何にしようかと考えたところ、「使えるもの」がいいなと。
そういうわけで、知り合いから竹を譲ってもらい、それをあらかじめ私が適当な大きさまでカットし、竹はしを作ることにしました。
最初に竹の端部を削っていき、徐々に先端が細くなるように削り込んでいきます。
仕上げはサンドペーパーでバリを研磨して終了。
最初は慣れない手つきで、「手が痛い」「全然、削れん」と言っていた子どもたちも段々と小刀で削る作業に慣れてきて、自分なりのマイはしを完成させることができました。
今の学校現場はIT化で小学生からパソコンを触り始めたり、昔は中学校からだった英語教育が小学生からだったりと学習の幅は広がってきていると思いますが、逆に小刀使うような体験活動の機会が縮小されているような気がします。
それは学校が悪いというより、社会の流れだったり、怪我をさせると大変なことになるから危険なことはさせられないということだったり、いろいろ要因はあると思います。
実際、大人でも小刀を上手く使えない人はたくさんいるし、使えなくても生きていけるというのも事実。
でも、今後、小刀を使う機会がなくても、使えるけど使わないのと、そもそも使えないから使わないのとでは意味が違うと私は考えるので、いろんな体験をさせてあげたいんですよね。
マイはしを作り終えたあと、「手が痛かった」とか愚痴をこぼしていましたが、昨日の晩ごはんは、マイはしを使って食べていたので、作らせてよかったと思いました。
Posted at 2017/10/16 12:59:56 | |
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