90年代初頭くらいまで

の、電子式タコやスピードメーターの駆動に関して。

タコは点火コイルからの点火パルス分岐がまだ多いので、20～50V位のパルス
検出になってるから、回路的には100V位の耐圧はある。
んでコイルから直に取ってる都合上、耐ノイズのこともありそれなりに電流が流れてこないと
動かない場合もある。
んでこの方式の場合タコメーターは大抵運転者のためだけの指示器で、制御には関与しない。
＊ちゅーかこれキャブ時代の遺物
　ECU側は自分で回転数把握してるからねぇ

してBEATのタコは1200rpm指示は30Hzのパルス入力時だが、メーター調整時
50%の矩形波で良い模様。
いろいろやってみたんだけどかえって狂う。
注：サービスマニュアルには1rpm1.5パルスとしかかいてない。
　　1200/60✕1.5＝30Hz
　　9000/60✕1.5=225Hz
　　うちでの校正はこの2点で行う

んでスピードメータ　＊4輪の話　２・３輪は1400rpmなんで注意
元はMPHをkm/hに換算した物なんで、60km/h 637rpmという中途半端な回転数。
で、機械式はまんまワイヤーの回転が637rpm時に60km/hだが、電子式は
大体2の倍数パルスになってる。
たとえるなら日産が２が多く他のメーカーは4が多いとか。
メーターの方だと日本精機やDENSOは大概４みたいね。
ただし、現物確認は必須。

して、マニュアルには60km/h 637rpmコレしか書いてないって言う。
信号ラインも5-0Vを行き来するか？
としか書いてないという。
で、637rpmは637/60＝10.616666666666・・・・・
なんて値なので小数点以下3桁目から切り捨てて10.61Hzとして扱って居るのが
DDSでのテスト時。
4パルス仕様なので42.44Hz入力時60km/hを指す。
構造的にコンデンサ類総交換して、原発替えて治らないとお手上げの無調整式
んでタコと違ってODの絡みもあるので素人触るな、つーかそもそも直し様が無い。
BEATの純正はそういう代物。

カプはスピードメーターが壊れて指示がおかしくなるそうな。
コンデンサ類全交換すれば治るらしいが。
BEATはタコがタコ踊りだからなぁ・・・