ようやく理解が追いついてきた難儀だけど消滅することはないポンドヤード法
まじまじと見たことなかったけど32分割まで分数換算したのが刻印されてます。そしてバーニアは最小メモリ1/4の一回転25。
メトリックの国の人はよほどトレーニングしないと使えないでしょうね。特によく使う分割単位が1/4、液体ならクォート、馴れないからうまく使えないんですよ、今はキャッシュレスになったけどドルの硬貨でいちばん使うのがクォーターなのに使いこなせなくてどんどん溜まる。10進法脳で小銭交じりでいい感じになる少コイン数でおつりを貰おうとする意図は伝わらず、出したコインの一部を返されると同時に25セントが混ざってくる、っての伝わりますかね?
1/32以下、1ミリを下回るくらいになると18ゲージ19ゲージとか板厚を言い出したりして1/64とかはもう使わないですね。変わって1/1000インチ単位を使いだすのが難解、そのへんで使われるダイヤルゲージの目盛りは当然10進法。インチダイヤルゲージならば使ったことある人けっこう居そう、理由はミリの標準は10ミリまでのところ、インチのは25.4ミリまでイケるからRBとかよほどバルブ周りがしょぼいエンジンでない限りインチでないとバルブの開き始めから最大ストロークまでの計測できない。
ただしアナログのダイヤルが付いたノギスだとメモリが1/64で刻まれているからわたしらはまったく使こなせないですよw
今はデジタルに置き換わったのでこれは珍品。アナログの定規・メジャー目盛りの1/2刻みの下は1/10でなく1/4→1/8→なのでそれと相性が良いわけ。そのいっぽう旋盤やフライスのDROやCADでは10進法のインチで仕事してて、1/4系列への変換が脳内でこなせる賢い人たちだけが使いこなせるツール、メトリックのわが国のマシニストやメカニックよりハイレベルの理由はこれかな、と。
あちらに行ってメカや大きくて重たいものジャンルで修行します、なんてときに上の予備知識があって…もいきなりなじむのは無理ですよねw
盤面見てて今気づいたけど、1/16の1/16が1/1024でほぼ1/1000となりダイヤルゲージの10進法の最小単位とほぼイコール、という小さい寸法での感覚をあちらのマシニストたちは共有してるっぽい。
前もちょっと書いたような気がするけど燃料や酒など液体や重量だとクォートやオンスより微量になるとテーブルスプーン、ティースプーンなんてガバガバな計量になり、インペリアルでの微量概念が存在しないような…特に液体のほうはmμnpのメトリック系列しかない。ラボのピペットや微量天秤もメトリック。そのくせ量が増えるとなぜだかガロン瓶なの
Posted at 2024/03/01 02:55:04 | |
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ツールとガレージ | 日記