毎回の事ですが,泥とオイルにまみれながらの分解作業、どうにかクランクを取り出しました。
今回の目的の一つは、ワッシャやシムの使い方が正規の組立でどのようだったか?なんて事を再確認したい。ということがあます。幸い購入したケースが「あけられた」物では無い様なので、正しい使い方がわかると思います。
クランクを抜き出してみると、クラッチ側に薄いスチールのシムが2枚入っています。コンロッドには、ウエブ側にブロンズ?の厚いワッシャが入れられ、コンロッドの間にはワッシャは入っていません。
シムはバラ付き調整でしょうから個体差は有るといえますが、コンロッド部分のワッシャの使い方はパーツリストの写真と同一な事が確認出来ました。(125ccのC81は、パーツリストにコンロッド間に1枚リテーナーワッシャが有るとなっており、差異にちょっと引っ掛かっていたので再確認した次第)
さらに、クランクを眺めて気が付いたのですが、ウエブの付き方が
保有の物と違っている様です。
こちらの方がクランク軸より下側にウエブが付いています.ピン側の形状を見てもキチンと設計された形状を型に織り込んでいる印象です。保有の物は原低の為か形状が単純化しウエブ形状も変な事になっちゃっている感じですね。(笑)
これからタイミングギアを抜き、このエンジンの最大の弱点であるフロントベアリングまわりの観察をしたいと思います。
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2017/09/24 09:54:19