ホンダコレクションホールに保存されている、トーハツ ランペットCA2です。
(1962モデル)
1960年に発表されたロードスポーツで、当時としてはスポーツ性の高いモーターサイクルであった様です。49CCから6馬力を出し、最高速度は95Km/hと言われています。
性能、デザインともホンダのスポーツカブよりも良い印象を受けます。バックボーンフレーム、テレスコピックのフロントサスを持ち、軽いフケ上がりの2ストエンジン、チャンバー付マフラーがセールスポイントでしょうか。
ゼッケンを模したサイドバック、リアキャリアやマスコット風防を備え、当時のクラブマンレーサーを彷彿させるものがあると思います。
ただ残念なのが3速であったこと。
4サイクルのスポーツカブでさえ4速となっていたので、ピーキーな2サイクルではちょっと乗りにくかったかも知れませんね。当時盛んだったモトクロスやクラブマンレースのベースとして使われる事の多かったバイクです。
その後、副ミッションを付け6速(記憶不正確)とした市販レーサーCR2が発売されています。
細く小さな車体にチャンバーをぶら下げ、セパハンとバックステップ、ゼッケンを付けた姿は、当時結構萌え〜なバイクだったと思われます。(ワタスも一度モノ心がついたころ、見た記憶が有ります。)
60年代に造られた名車といえる一台です。
Posted at 2010/03/11 00:25:53 | |
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Moto and Bicycles | 日記