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ベランダのジャングル、葉っぱの裏にヒョウモンチョウが雨宿りしています。
多分ベランダジャングルに生えたスミレで育ったチョウなのでしょう。
南国系のチョウなので、気温がちょっと低い今日は動きが取れないのかもしれません。
長雨はチョウにとっても迷惑なのでしょうねえ。

この際なので、エアコンの掃除もしておこうと考えました。
先ずは室内機です。
最近のエアコンは、掃除を考えた設計になっている印象なので、やる気になれば個人でもできると思います。分解方法はYoutubeに多く載っていますので情報を集めると良いと思います。

私が掃除した機種は三菱 霧ヶ峰 MSZ-221-Yという古い機種で、多少考えながらバラしましたが特段難しいことはありませんでした。
で、掃除しながら会得したコツ等をご紹介できればと考えました。（笑）
掃除したくなる部分は、熱交換器のアルミフィンとその裏にある円筒状のシロッコファンになると思います。

先ずはアルミフィン。
毛足の長いエンジンブラシや毛足の硬い（ホテルでもらえる安い歯ブラシみたいな）歯ブラシを使ってフィンに沿って、上下に小刻みにストロークさせて汚れを掻き出します。埃がある場合は、掃除機ブラシを同じ様に上下にストロークさせて吸い取ると良いと思います。
汚れがひどい場合、洗剤を使いたいと考える方も多いと思いますが、フィンは薄いアルミですので、アルカリに弱いので事後綺麗に洗い流す必要があると考えます。ワタスの場合は、汚れが酷くなかったので、ブレーキクリーナーでこと足りました。

シロッコファン
これはたまらん状態でした。指先が真っ黒になるぐらい黒カビがびっしり。
なので、取り外して洗う決心をしました。向かって右側、モーター軸にファンの軸がネジ止めされているので緩めて外します。（古い機種は6角穴の芋ネジ固定が多い様です。）
取り外しは、左側のベアリング（写真の左チョイ上の黒い円形のもの）を挟み込んでいる樹脂部品の固定ビスを外し、熱交換器を手前にスイングさせ、ファンの取り出しスペースを作って左下に引き抜く形になります。
で、このやり方の注意点は、スイングさせるってことは熱交換器の銅チューブを曲げる事なので、必要以上曲げることはマズイことと思います。繰り返し何度も曲げちゃうなんて事やらかせば銅パイプが破損→エアコン昇天なんて事になっちゃうと言えます。

次に、カビで真っ黒なファンは、ハイターを満遍なくスプレーし、エンジンブラシでゴシゴシやれば綺麗に落ちると思います。三菱の場合、ファンの材料はAS樹脂にガラス繊維を混ぜたもの。耐薬は強いのですが、熱的にはあまり強くないと考えます。熱湯消毒なんてやらかすと変形しちゃうと思いますので要注意です。また、ガラス繊維が入っているとは言え、脆いので無理な力を入れるとピキッとなっちゃうかも。（アクリダインで接着はできますケド）

フィンとファンの掃除ウンチクはこんなところかなあと思います。（笑）
で、写真の様に綺麗にできました。