フレフレ幕張からの帰路、近場で在庫中のフィエスタ中古車に会ってきました。いずれもカーセンサーのサイトからフィエスタ/千葉県でヒットする2台で、いみじくも私のフィエスタと同じ世代の個体です。
まずは船橋の2005年式Ghiaのコロラドレッド。これはずいぶん長いことサイトアップされたままでいる個体です。ご覧の通りやや雑然とした?環境下にいますが、サイトの情報から想像していたよりはボディの色ツヤも良好に保たれている印象でした。とはいえ、いつまでもこうして強い日差しの下に置かれっぱなしだとせっかくの赤も褪色が進んじゃうよ・・(>_<)
そしてもう一台、トップ写真はつい最近柏のショップに現れた、マイナーチェンジ後の2006年式Ghiaです。実はこの仕様はけっこうレアなのではないかと思っています。そもそもFJLが、後期型フィエスタではグレードをGhiaに一本化させてカラバも絞り込むなど、販売体制を大幅にシュリンクさせたため、流通量がかなり限られていたところに、特にムーンダストシルバーはパンサーブラックと並んで目にする機会が少なかった印象です。
で、こちら実車を外から眺めた限りヤレた感じもほとんどなく、とてもしゃっきりとしているのに驚きました。サイトによれば距離も相応に伸びているようでも、それをあまり感じさせず(そもそも欧州車にとって8〜9万キロなどまだまだこれから?)、複数オーナー車とはいえ整備記録簿も完備されていることから、これまできちんと管理されてきたことを十分にうかがわせる一台です。そう考えれば、アフターサービスのことさえクリアできれば、これはとてもお買い得であるように思います。
この代のフィエスタがMCを受けたのは、フォードがニューエッジからキネティックへとデザインのテーマを移行させつつあるタイミングでした。私が乗っている前期型モデルは、全体にバランスは取れているもののややおとなしすぎた面は否めず、それに対してよりフィエスタの名にふさわしい快活なキャラクターを持たせようとデザイナーがリトライしたことが、結果的にいかにも「端境期のモデル」らしいチャーミングなディテールに結実しているのも、後期型ならではのポイントですね。
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Fiesta | クルマ
Posted at
2017/06/05 22:19:12