いまマツダのCX-3が置かれている場所には、10年くらい前までは私のと同じ初代C170フォーカスが収まっていました。グレードは不明ですが確かインクブルーの後期型だったはず。それがある時を境にCX-3へと置き換えられたのですが、このフォード(特に欧州フォード)からマツダへという乗り換えの流れは、結構よく見られたパターンではなかったかと思います。私と同世代かそれより上の世代にとっては、フォードとマツダとの関係が色々な点で「太かった」ことは周知の事実だったから、フォードの後釜としてマツダが自然と候補となる心情は理解ができます。モンデオ→アテンザ、クーガ→CX-5といったスライドの事例など意外に多かったのではないかと。
そしてこのCX-3、登場時から一部方面で指摘があったように、ボディサイドの6ライトとDピラー周辺部の造形処理に、どことなくC170フォーカスのそれを思い起こさせる要素が認められます。もちろん車としての基礎的な成り立ちはSUVのCX-3とハッチバックのフォーカスとでだいぶ異なるものの、サイズは特に全長と全幅がC170フォーカスを少し上回る程度で大きな差はなく、初代フォーカスを好み、慣れ親しんだ人がこの車を代わりに選択することもこれまた理解はできます。
(NetCarShow.com上の画像を一部加工して掲載)
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Posted at
2022/12/15 17:04:15