神戸滞在時によく顔を出す居酒屋が北野にあります。先週もそこへ向かって歩いていたら、途中のコインパーキングにモンデオST220が駐車されていました。見たところ2005年に国内へ最初に導入された時期のモデルのようです。
この国内ファーストロットのST220は当時20台限定というきわめて少量での販売でしたが、自動車媒体での高い評価もあってすぐにさばけ、それが後にモンデオがMCを受けてからのセカンドロット導入へと道を開きました。
今にしてみれば、ST220というかなりマニアックなグレードを台数限定とはいえ日本市場へ入れたこと、モンデオをトップに、フォーカスST・フィエスタSTと「STブラザーズ」を一通り揃えたことも、FJLとしては大英断であったと言えるでしょう。欧州フォードファンにとっては本当に夢のようなラインナップでした。
今なお大切にされているST220は、ほとんどが基本的にはオリジナルの状態を保っているように感じます。この個体もそうで、ローダウンなども行われておらず、外から見た限りはほぼオリジナルを維持しているように見えました。
そもそも欧州フォードを選ぶ方は極端なチューンやモディファイを好まない(RSは別として)という印象を持っていますが、特にモンデオST220を選ぶようなーしかも、このナンバーにするほど思い入れが強いー方なら、妙に弄るよりは、SVEのチューニングの妙味を素直に味わいたいという方が多いんじゃないかと?こちらのオーナーさんも、いつまでもその絶妙なセッティングを楽しめるといいですよね!
Posted at 2018/09/24 18:44:52 | |
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