自宅から比較的近い場所にある某アメリカ車専門店の前を通ったら、あら、私の好物のSN95マスタング、しかもSVTコブラの売り物が。98年モデルというから、SN95の前期型の最終年度に相当します。この翌年、99年モデルからはニューエッジ・マスタングに移行するので、その直前のソフトシェイプなマスタングのラストイヤーですね。
やっぱりSN95は、今にして見ればこの手頃なサイズ感がいいです。そしてハイパフォーマンス版のコブラであっても、フェイスはそんなに「孔だらけ」でなく、ハードな印象でないのもいい。むしろ開口部が少なめで穏やかな顔つきと言えますね。最近のシェルビーGTのような、大開口やスプリッターなどで武装したフロントエンドもそれはそれで凄みがあって魅力がありますが、マスタングという元来が軽快な車をベースとしているには、ちょっと本気モードが過ぎているかもしれません。私自身はこのくらいの塩梅がいいかな。
それにしても、この販売車は98年式という年式を感じさせない良好なコンディションに見えます。現存するSN95としては異例に色艶も保たれていて、ホイールなんかガリ傷もなくアルミの肌理が美しいです。販売店のサイト情報によれば特にオールペンとは記されていないから、オリジナルペイントなのでしょう。前のオーナーさんが大事に維持されていたことが伺えます。
あと、この世代のマスタングだとヘッドランプがLEDに換装されているものが本当に多いですね。鉄板モディファイだな。
Posted at 2021/03/05 21:30:46 | |
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