ドキュメント　日産応援団（N-JUNKIE）　プロローグ：‘０６　第９戦　富士３００ｋｍ　＃３

～繋いだもの～

時間も無かったのでこのまま行こうかと思っていた。
Ｎジャン自身もオートポリス広報活動に専念していた。

時は流れてオートポリス戦。
#23 XANAVI NISMO優勝というビッグニュースが飛び込んできた。

団長は喜びの電話をくれた。
現地から北条さんも電話をくれた。
Ｎジャンのケータイは鳴りっ放し。
誰もが大喜びだった。

団長というエンジン、Ｎジャンのミッションがついに噛み合った。
XANAVI優勝というクラッチが見事に繋いでくれたのである。

Nｼﾞｬﾝはその夜、イメージのデザインを書き上げた。
THE ALFEEが前日流れていたことがヒントになりコンセプトは「Ｓｗｅａｔ　＆　Ｔｅａｒｓ」にした。

他にも広報活動の計画、ステッカー配布の件を考えていた。

団長、ソレイユ店長さんにインフォメーションの試作文章を送った。
何度も修正をした。

Ｎジャンは思った・・・・
「団長はウェーブ大企画のためにトヨタ応援団さんなどと打ち合わせをしている。CALSONIC・IMPUL応援団のために活動をしている。オレは何もしなくていいのか？いつもどおりでいいのか？」

そんなことを考えていたら、ふと気付いたことがある。
団長もＮジャンも負けず嫌いだったという事（笑）。