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時は24の夏。
友人Yに誘われて初めてシュノーケリングに行った。
クルマはオイラが出した。
当時の愛車はHCR32型、スカイラインGTS-t TypeM。
GT-Rなんてのはまだ夢に描いている真っ最中の頃。
案内人Yと沼津から西伊豆の道路をトレースする。
今では悲劇になってしまったスカンジナビア号、クリアな青々とした海、深々とした緑色とのコラボが続く伊豆の海岸。
アップダウンの状況でもパワー十分のRB20DETエンジン。
FRレイアウトは後輪でグイグイ押し出し、舵取りのフロントは軽く切り返す。
ドライブだけでも十分楽しかった。
今でも思うけれど、本当の意味での「グランツーリスモ」ならGT-Rよりこっちだ。
GT-Rはマニア向けでしかない(とはいえ、GT-RはGT-Rの良さが勿論あります)。
両方体験しているからソイツがわかっているつもり。
目的の浜は「知る人ぞ知る」というプライベートビーチのようなところだったらしい。
何で知っているのか聞いてみたら、体験ダイビングで行ったところだという。
ところが当日、工事か何かやっていて通行止め。
オマケに当時の道は未舗装で幅狭だった。
「せっかく来たのだから」「道具もあるし」というワケで、「ドライブだけでもいいか。どこかで良さそうな浜があれば入ろうぜ。」というノープランに変更。
何となく名所っぽいところに行く事になった。
そんなワケで行ったのは黄金崎展望台。
そこで知った根合海岸の存在。
ビーチはシュノーケリングを楽しむ人が多くいた。
「良い浜、見つけた。」とYが言った。
友人に教えてもらいながら覚えたシュノーケリングの楽しみ。
いきなり、どハマりのオイラであった。
Posted by (C)Nジャン
やがてYは、離れた街へ婿に入った。
音信不通でもないけれど、まぁ、そういう事なんだな。
その後、仲間を誘っては何度も西伊豆へ足を運んでいた気がする。
ビーチもさることながらスカイラインに乗って行くことが大好きになった。
そして少しずつビーチのみならず、西伊豆の楽しみ方を覚えていく。
今みたいに幹線道路がなくてアチラコチラで渋滞は日常茶飯事。
道路も整備されておらず、大型バスが来れば、エスケイプゾーンに入るほどの細い道。
コンビニもあまり無かった。
それでも全く苦にならなかった。
若かったという事もあるのだろう。
あれから気付けば三十年。
今となっては皆さんご存知の通り。
だけど先日述べさせて頂いたが、我が家の夏休み、西伊豆シュノーケリング旅行は一旦終了と決めた。
今度は夏ではない時に行ってみたいと考えているワケで。
だけど夏は夏でナカナカ魅力が色褪せないモンだから、夏に行かないというのもどこか寂しい…
ただ、今回は初めて行く晩夏の町。
その辺りが楽しみだけど。
同時に、ふと夏の西伊豆へ行ったその後の我が家の愛機たちも思い出した。
Posted at 2022/06/30 20:18:12 | |
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