
~ これから起きる事をまったく知らずに ~
先週半ばの事。
「Nジャン、土曜日休日出勤になってるけど、早番と遅番どっちできる?」
「あ、すみません、早番で。」
本当は予選に行きたいに決まってる。
ま、今抱えている仕事も無視できない。
焦点は決勝レースのみとなった。
「ま、いっか。決勝レースの500マイル、予選の重要性は何とも言えない所だし。」
休日出勤終了、帰宅時。
この日も猛暑日。
セレナの車内はモンモン♨状態。
「ったく、クルマでサウナできるンじゃねえの?」
C26前期セレナの特徴であるエアコンの効きのダルさ。
特にかけ始めが宜しくない。
「いつもの事だ。」と…
その割に効きがイマイチ。
猛暑日のせいだと思っていた。
しかし、思えばこの時に異変があったのかもしれない。
駐車場の事を考え、土曜日中に到着を予定した。
家を出て高速に乗った。
全くの異常は感じず、夜のドライブ、エアコンはバッチリ効いている。
御殿場から小山町へ入った頃、霧が出ていた。
う~ん…
「標高5~600mだっけ?そういう事もあるか。」
ゲートを潜って駐車場。
GW決戦の時にキャンプを張っていたARTA私設応援団が同じようにベースを張っていた。
コミュニケーションという意味でそこに停めさせて頂いたのだがそれが正解になろうとは…
予選日の応援で頑張ったARTA私設応援団さん。
例の決勝日早朝からの写真撮影に備えて既にお休み中との事。
ま、オイラもそうするつもりだったが…
車内は冷えていたのでエアコンを止めた。
コンビニで買ったビールと酎ハイを飲んで就寝。
しかし、車内は段々と気温上昇。
窓を開けて外気を取り込む。
アイドリングは好きじゃない。
しかし、外気の湿度はハンパない。
スマホの充電もあるので短時間のつもりでエンジンをかけた。
しかし、エアコンは温風しか出てこない。
「いや、しばらくすれば冷気は出てくるだろう。」と思っていたが一向に冷気は出てこない。
スライドドアを開けてフロントウィンドゥを開けて涼を取る。
しかしこの湿度、不快指数ハンパ無かった。
途中、トイレに向かった。
駐車している他のC26セレナのユーザーさんはエアコンを使用していた。
「使えているんだよねぇ?」
自分のセレナに戻って、とりあえず就寝。
虫刺され防止スプレーをしておいて正解。
窓を少し開けてエンジンをかけた。
10分くらいウトウトしただろうか…
エンジンの警告灯が点灯。
同時にオーバーヒートの警告灯が点灯。
オイ!
アイドリングしていてのオーバーヒート、エンジン止めるしかないじゃん。
エンジンを切るとガバガバガバ…という音がする。
辺りは真っ暗。
夜明けを待つしかない。
説明書を読めば「安全なところで停止させ、直ちに販売店にご連絡」とか書いてある。
当然、もう眠れるような状況じゃない。
熱中症になっちまうよ…
夜明けまで待つしかないAM2:00。
※画像:https://publicdomainq.net/
AM4:00。
薄明るくなってきた時間。
ボンネットを開けようと手をかけた瞬間…
あっち!!!
なんとか開けてリザーバタンクを見るとスッカラカン。
クーラントの噴き出した跡がある。
「今日はやることが多い。どうすっか…。」
早い時間帯。
とりあえず朝のご挨拶ツイート。
状況を綴った。
しかし早朝、反応は無かった。
「だろうねぇ。。。。。。」
しばらくして、真っ先にこの異変に気付いてくれたのが、豊田私設応援団副団長秋葉っち。
「今日は指定駐車場ですから、一旦そっち行きますよ。どこです?」
「あ~、ごめんごめん、ARTA私設応援団さんちのトコ。GWの時と同じ。」
その直後、ARTA私設応援団さんの動きが始まった。
ご挨拶はままに、「ごめん、緊急事態。」といえばARTA私設応援団モッチーが手助けに…
「ごめんねぇ、ありがとう。」
~ つづく ~
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日産応援団 Nジャン | 日記
Posted at
2019/08/07 07:09:06