あのアルトワークスを…

あの当時の若者達はこのワークスを手にし、思いっきり楽しんでいた。
女子もまた「スタイリングが可愛いらしい」と絶賛していた（傾向です）。

あの二代目アルトワークスを忘れられないのは何故だろうか。
¨ メンドクサイ ¨ 今のクルマより軽快で気持ちよく走らせていた。

ターボが効いたかと思いきやウェストゲートの解放する音が車内まで響き渡る。
ステアリングを切っただけ曲がるのは低速の時だけ。
当然高速コーナリングとなるとアンダーステアが出るワケだが、そんな不器用さがどこか可愛らしい。

快適なドライビングが出来るかと思いきや、シフトノブとクラッチを駆使する ¨ 仕事 ¨ には、「やりがい」があって楽しいったらありゃしない。

やはりこのクルマはマニュアルに限る。
ドレスアップするにもウィンドウがフラットだからフィルムを貼りやすい。
アシまではやらなかった。
ノーマルのアシでも十分だったから。

何で自分のクルマじゃないのに、そんなことがわかるのか？
はい、お察しの通り、二十代前半のオイラであるからして…

「今夜はどこ行くの？」
「ヤマ。」
「またぁ（笑）？」