１９９２　デイトナ２４時間　その２

予選３位をもぎ取ったゼッケン２３、日産Ｒ９１ＣＰ。
ドライバーにベテラン長谷見昌弘、日本一早い男星野一義、新鋭鈴木利男、テクニシャンＡ・オロフソンを揃えた。

日本人だけでチャレンジしようということに急遽変更。
オロフソン本人に了解のもと長谷見、星野、鈴木３人でチャレンジすることになった。

２月１日。
デイトナ２４時間はスタートを迎えた。

スタートドライバーは超ベテラン、長谷見昌弘。
富士の経験でバンクを見事にこなすベテランはなんと１周目でトップを走る。

デイトナはバンクがある。日本では富士のバンクが閉鎖されていたのでバンクを持つサーキットが無かった（当時）　※現：もてぎのオーバルコースにあります）。
富士のバンクの経験を生かした長谷見は早速腕を見せたのである。

続いて星野。アグレッシヴな性格が出て他車を引き離しにかかった。
目を真っ赤にしてグングン加速していく。

そして鈴木。マシンをいたわりながら先輩にバトンを渡すまで丁寧に仕事をした。