家族会議

Ｎジャン一家とＮジャン本家との家族会議。
もちろん住宅についてです。

物件もそうだけど敷地や将来、そういうことを話しました。
慌てて購入するつもりはないことは同意。
「慌てる乞食はもらいが少ない」の如く。

まあ、具体的内容はね・・・・

そしてオヤジの発言。
「オレさ、夜眠れないんだよ。オマエに×０００万円以上借金させるなんて・・・。」

Ｎジャンは答えた。
「オレ、あんたっちの家に文句言ったことあるか？そういう家に育ってきたし、そういう親だと思っている。悪い意味じゃない。援助がないことくらいわかってる。だけど誰だって住宅ローンは背負うだろ？生涯定年まで借金返済だけどさ、家賃払ってるようなもんだろ？」

Ｎジャンはわかってる。
借金が怖くてあの４０坪少々の小さな家を建てた親の心。
それでも文句は今まで言わなかった。
そのツケがＮジャンに回ってきてることくらいわかってる。
だけどオレは背負わなければならない現実だ。
オレを育ててくれた感謝の気持ちもある。

もちろん手放す気は無いけど「ＧＴ－Ｒはそのまま乗せてくれ」って言葉がどうしても言えなかった。

オレは平社員の安月給の息子。
しかも親父が務めた会社と同じ。

現実的な問題なのだ。