
台風一過の青空ものぞいた休日の午後、かねてからの懸案(?)だったVWに試乗に行ってきました。ホントはティグアンが出てから行こうと思っていたのですが、まあ、思い立ったら吉日ということで・・・。
今日試乗したのはDセグメントのパサートのワゴンタイプ、バリアントとCセグメントの優等生ゴルフ。
※←はゴルフのヘッドライト。ハロゲン球カバーがちゃんと「VW」マークになっていますw
最初に乗ったのがパサートバリアント。パサートは
一年半ほど前に3.2LV6 4Motionに一度試乗していましたが、今回はベーシックな
1.8TSIコンフォートラインを中心に見ました。
前回の印象では特に内装が高級感を狙ったおやじ路線(笑)で、3.2LV6エンジンは重厚、あるいは鈍重なイメージがあったのですが、今回のコンフォートラインのアルミを使った内装は好印象。走りもコンフォータブルなサスは上品。1.8L直噴ターボのエンジンは軽快な出足に回頭性も良い感じ。3.2Lが
高級な車だとしたら、1.8TSIは
上質な車、という感じでした。静粛性も充分、1.8mを越える車幅はやはり室内の余裕に充分貢献しているようでした。FFということだけが引っかかりますが、価格を考えると実に現実的に良いクルマだなぁと・・・でもこんな安楽なクルマでいいのか?という思いも首をもたげたのでゴルフにも乗ることに(笑)
試乗車にバリアントが無かったので、
ゴルフのトレンドラインに試乗。プジョーと違いワゴンタイプのバリアントとの重量差は60kg程度との事なので、乗り味的にはたいした違いはないだろうと。このモデルは1.4L直噴+ターボのエンジン。もう一つ上の1.4L+ターボ+スーパーチャージャーというのも興味があったのですが、出力的にはこれで充分な印象でした。
逆にミッションはなんと
7速DSGだそうで、トルクが細いところをミッションでカバーしているのかなぁと。同じ2ペダルMTといっても
アルファ・ロメオのセレスピードとは向いている方向が違い(開発時期も違いますし)、さすがにDSGはショックの少ないAT的なミッションでした。
さすがに世界が手本とする車ですね。エンジン、サスペンション、どれをとっても他のCセグメント輸入車の水準を超えているという感じです。ただ、その隙のなさ、ソツのなさが印象を薄めているのか、なんとなく何も残らないなぁという感じも(いえ、ただ単に天の邪鬼なだけなのですがw)
妻的には(私としても)パサートバリアント1.8TSIは結構好印象でした。せっかくのVWなのにミッションがATなのがちょっと残念なのですが、安楽さという点では納得のいく部分ですし、実用性+上質感としては現実的な価格設定ともあいまって高得点でした。
ちなみに好評(?)の「
妻の評価」では1.アウディ→2.BMW→3.VWとランクアップしたそうです・・・これでティグアン見たらどうなるかなぁ(楽しみw)
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★試乗とインプレッション | クルマ
Posted at
2008/09/20 22:56:21